正月の挨拶としてとあるベテランのこの道40年近い作家先生のイベントに参加。

 3000部の自著をたった一人の政治家に売ったという凄腕の作家さんです。

色々とお話を伺って

「作家が文章を書く以外の仕事に着くとほとんどが使い物にならないね。営業をやらせても、広告取りをやらせても全然できない。使い物にならないんだよ。

 それはねー、映画人も同じだよ。俳優でプロダクション立ち上げた人は多いけれど、みんな潰れちゃったよね。経営のセンスは別物だからなー」

そこにいた面々の我々はしんみりと聞き入ってしまった。

 

 これはイラストレーターでも同じことが言える。

 以前イラストレーターの集まりで"イラストレーターってのはクライアントから注文があって絵を描く以外はただの素人なんだよ。売るプロでない。広告のプロでもない。展示をしても集客のプロでもない"と言ったらすごーく怒っていた。

 

 

これはイラストレーターがグループ展をやるとよくわかる。

イラストレーターは営業の為のクライアントは絶対に呼ばない。呼ぶのは同業のイラストレーターばかりである。

そこで何をするのか?

 ・生存確認

 ・仕事の確認

 ・作品と自分の承認要求の確認

 ・友達との飲み会

グループ展や個展がクライアントに対するプレゼンの場であるビジネスの認識は完全に欠落している。

 

作家もイラストレーターも事業主でフリーランスの立場なのだが。

 

 

 

今年も第二十八回文学フリマ東京に参加する。

 

   

新刊のライトノベル作家のアンソロジー本「キズナブックス」の発売と、11/19に神田神保町で出版クラブで「第2回細谷正充賞」を催し、その結果の反応を作家と編集者が集まる会場でのリサーチを兼ねた出店だった。

 

「キズナブックス」は執筆作家が時間差攻撃でブースに集まり、店番とお互いが名前だけの集まりだったので初顔合わせの方々も。そして情報交換と気になる作家さんへの新刊のお買い物。

今年は昨年以上に会場の熱気はすごくて、1日で1500人の来客を超えていたとのこと。

すごいことだ。

 

「第2回細谷正充賞」については出版業界の情報の微調整に文学フリマ東京に参加しているので、大事なイベントだ。

「細谷正充賞」に参加していただいた編集者にもご挨拶。

来年の準備に入ろう。

 

       

第2回 細谷正充賞 授賞式
バタバタとしながらもなんとか無事に終わりました。
これもひとえに細谷正充氏のご人徳によるものです。

11月下旬に入るこの時期はいろんな出版社の授賞パーティーが催されるのでどこかがどこかのパーティーと重なる確率は高く、前半の表彰式だけ挨拶がてら参加する編集者、別会場で挨拶営業してから来てくださる編集者と色々であった。
  
授賞されたのは
・『火神子(ひみこ)』森山光太郎(朝日新聞出版)
・『ファミリーランド』澤村伊智(早川書房)
・『髪結百花』泉ゆたか(角川書店)
・『マーダーズ』長浦京(講談社)
・『跡とり娘』宮本紀子(角川春樹事務所)

                 

細谷正充氏より一人づづ表彰状を渡され、続く副賞(バッテリー)を作家の皆さんと編集者の方にも差し上げ、最後は花束贈呈となりました。飛び入りで角川春樹事務所の角川春樹氏も『跡とり娘』宮本紀子さんのお祝いに駆けつけてくださった。

副賞はこの10月、あちこちで台風被害が頻発し、千葉方面は大型台風の被害にあい、冠水と停電に見舞われました。
停電災害の中でも最低限の電源確保を考えて、充電器会社のティ・アール・エイ株式会社の協賛を得てモバイルバッテリーのcheero(チーロ)を副賞としてお渡しした次第です。
HP⟹https://cheero.net/category/item/battery/

 

                           

中締めの時間まで、7割以上のお客様が歓談を楽しまれて残り「本が出ているよ」のサイトをプロデュースしている合同会社テルースフローの代表取締役船津朋子女史が一本締めを施しました。

今回は細谷正充氏編集の文庫本「あなたの不幸は蜜の味」・「あなたに謎と幸せを」・「光秀」と代々木八幡神社のお守りを入れお土産としました。

 

                     

 

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■みんなで選ぶイラスト3人展2019

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台風が続けざまに来て、搬入が危ぶまれましたが、

台風19号が過ぎ去った翌日、ぴーかんの晴れ間で安心。

 

実際には台風の被害は関東のいたるところで爪痕を残し

いかに普段の生活が色々な人々によって支えられているのか

思い知った一週間でした。

 

都内の電車は山手線と丸の内線以外はほとんど不通で、一時間に3本の各停列車なく、

新宿駅など朝8時にもかかわらず、誰もおりません。

とんでもない状態でした。

 

そんな中でも気合と根性で搬入に来てくれた<ひいらぎゆきさん、佐藤みきさん、甲斐千鶴さん>

ありがとうの言葉しかありません。

 

開期中は色々な作家の方々が来て下さり、最終日の千秋楽には伊東潤先生ご夫妻まで来て頂き

私も参加者も良い意味で舞い上がっておりました。

 

本当に濃い一週間でした。

第二回「細谷正充賞」発表

1日に200冊も発行される膨大な書籍の中で、昨年の8月〜9月の間に出版された書籍から、書評家細谷正充氏の手によって選出された面白い作品、一推しの作品を5作品ご紹介し、表彰いたします。

第2回 細谷正充賞授賞作(2019年)
・『火神子(ひみこ)』森山光太郎(朝日新聞出版)
・『ファミリーランド』澤村伊智(早川書房)
・『髪結百花』泉ゆたか(角川書店)
・『マーダーズ』長浦京(講談社)
・『跡とり娘』宮本紀子(角川春樹事務所)

書評家細谷正充氏は本の書評を中心に、帯のコメント、巻末の解説を手掛けられ、作家や各出版社の編集者から絶大な信頼を得ております。
自宅の書庫には17万冊という膨大な書籍が、来る者を圧倒させており、テレビメディアでも紹介されました。

毎日発行される書籍の中には、本当に面白い本が話題に上る前に埋もれていく姿に、出版の現場で作家の苦労、担当編集者の走り回る姿を知っているだけに、タイミングが悪かっただけで、そのまま埋もれて消えていく姿に残念な気持ちがいつも渦巻いていました。

微力ながらも自分でできる範囲で面白いと思った本をみんなに紹介したい。
そしてこれらの書籍にもっと光を当てたいと企画されたのが「細谷正充賞」です。

書評家細谷正充氏は、収入を本当に面白い作品のために購入し読破。
その結果が自宅の書庫17万冊という膨大な書庫にもなっています。

  

 

 

主催は一般社団法人文人墨客 理事の岩田健太郎です。


子どもの貧困は実は親の心の貧困、つまり読書の少なさから貧困になってしまうのではないかと。
それならばこの貧困を読書によって払拭し、そこから得られる知識によって人生を豊かにする足がかりにしてほしい。読書によって人とのつながりを改めて繋ぎ止めたい。


そんな思いから一般社団法人文人墨客を2年前に立ち上げました。

書籍による感動の復権を目指し、書籍の面白さをもっとアピールしようということで書評家細谷正充氏に相談したところ、名前を冠として「細谷正充賞」を設立したのが始まりです。

 

この「細谷正充賞」は出版社や書店主体の授賞式と違い、有志の集まりで運営されております。
スタッフはボランティアに近く授賞者の方々、担当の編集者の方々には賞状を差し上げることはできても賞金をお支払いできない旨を皆さんにお断りしながら、活動させていただいております。

 

■参考ムービー
第1回 細谷正充賞授賞作(2018年)
・『騎虎の将 太田道灌(上・下)』(幡大介/徳間書店)
・『宝島』(真藤順丈/講談社)
・『無暁の鈴』(西條奈加/光文社)
・『完璧じゃない、あたしたち』(王谷晶/ポプラ社)
・『うなぎばか』(倉田タカシ/早川書房)
➜【細谷正充賞】
 https://youtu.be/xhIB4REKHFo
 https://youtu.be/Lo3CUVkai2o

➜【17万冊の蔵書のジャングル細谷正充邸探訪!!】
 https://youtu.be/EgZfpKHcHNs