善光寺巡礼 お朝事とお上人さまの優しいお数珠頂戴 | 親身な霊視でお悩みを必ず解決します

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みなさま こんばんは

 


今日の善光寺巡礼(2017年12月27日〜28日)は善光寺(ぜんこうじ)お朝事(おあさじ)についてお伝えしたいと思います。

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日時は12月28日7:00〜約1時間に参加させていただきました。

 

前日 仁王門(におうもん)近くにある宿坊 淵之坊(ふちのぼう)へ宿泊をしていたので 宿坊の職員(言い方が違っていたらごめんなさい)のKさまのご案内で参列しました。宿泊者は無料で案内をしていただけます。※内陣参拝料金は別途かかります。

 

地図で宿坊「淵之坊」の場所を確認するとこちらになります。

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6:00過ぎに外に出てみると まだ朝日が昇る前で 沿道には雪かきをする人だけが 静かに作業をしていました。

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宿坊の正面玄関に6:30に集合をしました。

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参加者は新潟からお越しのご夫妻と名古屋からお越しの男性と私の4人。そして案内者のKさまでした。

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Q1:

「ところでお朝事ってなぁに?」と思われたあなたへ 

「善光寺ご参拝のしおり」より一部引用してお伝えさせていただきます。

 

 

A1:

・日の出とともに本堂で始まる「お朝事」は 善光寺全山の僧侶が出仕して勤める厳かな法要で 365日欠かさずに行われています。

・清新な朝の空気の中 本堂に全山住職の厳かなお経が響きわたり 祈りの聖地として脈々と伝えられてきた善光寺本来の姿にまみえることができます。

・お朝事に付随して行われるご回向では ご参詣になった皆さんの先祖供養や祈願が行われ 内々陣にて法要に参列していただくことができます。

・お朝事の開始時間は 夏季の最も早い時間が5時30分 冬季の最も遅い時間で7時となります。

 


仲見世を歩いていると 雪かきで集めた雪を運んでいるおばあさんに出会いました。 素敵なアイデアで雪を運んでいました

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豪雪地帯の場合には 雪かきではなく 雪を踏んでいく「ゆきふみ」をするそうです。

 


案内人のKさまが善光寺にまつわる様々なことをお話してくださいました。

 

・善光寺は長野駅から約2キロの距離に位置しています。

・僧侶の住む場所が「」。坊の主人が「坊主」。奥さまは「坊守り(ぼうまもり)」と呼ばれているそうです。

 

仁王門(におうもん)へ到着しました。

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来年 仁王門は100歳をお迎えになります。定額山(じょうがくざん)」と書かれていますが 善光寺さんの名字に当たるものだそうです。

 

作者は高村光雲(こううん)さんです。

ちなみに光雲さんの息子さんは「高村光太郎(詩人・歌人・彫刻家・画家)」です。

 


さらに仲見世を進み 駒返り橋を渡ると右側には 六地蔵様が一列に静かにお出迎えをしてくれます。

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雪化粧をして「とても可愛らしい表情をしているなぁ」と とっても嬉しい気持ちになりました(合掌)。

 


山門(三門)をくぐると道の先には善光寺本堂が見えてきます。

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本堂の屋根は「お寺と神社の二つの造り」になっています。

上の屋根が「お寺」下の屋根が「神社」の様式になっています。

 


山門(三門)の下で「お数珠頂戴」の儀式を受けるために「善光寺のトップの住職」を待つことにしました。

 

Q2:

ところで「お数珠頂戴」って何をもらうの?と不思議に思うあなたへ

善光寺公式ホームページより 一部引用してお伝えさせていただきます。

 

A2:

・お朝事の前後には 法要の導師を務める善光寺住職(男性のお貫主さま 女性のお上人さま)が本堂を往復する際 参道にひざまずく人々の頭を数珠で撫でて功徳をお授けになる「お数珠頂戴」の儀式があります。

 

 

善光寺は二つの宗派が管理をしています。

天台宗「男性のお貫主(かんしゅ)さま」

浄土宗「女性のお上人(しょうにん)さま」

 

昔から女性も参拝することが許されていました。「女性を救うお寺」として女人に解放されていました。

 

善光寺境内には門はありますが扉はありません。

御仏様の前では「罪ある者(漁師や狩猟)も救われる」「罪人でも救われる」。人間はとても小さな存在なんだと思いました。

 

往路は天台宗のお貫主さまに「お数珠で頭を撫で」てもらいました。

 

待っている間 僧侶のかたが黒い帽子にマントを羽織り 本堂へ向かって歩いて行く姿を拝見することができます。

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海外の大学の卒業式のスタイルのようで とてもモダンでした。

 

7:00になると境内には お朝事の始まりを知らせる「シュライの鐘」がとどろきました(※シュライの漢字が分からずカタカタ表記にさせていただきました)。

 


頭を下げてひざまづいていると お貫主さまの草履が見えたその瞬間 頭をお数珠で「ゴチン」と撫でられました。

 

頭を撫でられると説明を聞いていたので 想像していたのとは全く違い驚きました。撫でるというよりも叩く感覚で「痛い!」と思い目が覚めました。

 

しばらくして上を向くと 前方には お貫主さま御一行と そのあとを信徒のみなさまが二列になって本堂へ歩いて行きました。

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内々陣では まずはじめに天台宗の法要が執り行われます。

 

その次に浄土宗の法要が執り行われます。

お上人さまの天使のような声に驚きました。

 

法要に参列後にお戒壇(かいだん)めぐりをしました。

 

復路の「お数珠頂戴」の儀式を お上人さまから受けるために 本堂の外回廊で 頭の下げてひざまずいて待っていました。

 

しばらくすると「とてもよいお香のかおり」が漂ってきました。

そうして音もなく白い足袋が見えた瞬間「頭を優しくお数珠で撫でてくださいました」。

 

「かおりのよさ」と「優しい撫でかた」に人間を超越した凄さを感じました。

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一生をかけて修行をされているんだ」と思うと 自分の煩悩がとってもグロテスクでちっぽけなものに感じて恥ずかしくなりました。

 

私はどんなに頑張っても お上人さまのようにはなれません。ですがお会いすることができて お数珠で頭を撫でられることで「心の煤払い(すすはらい)をすることができる」と思いました。

 

とても清々しい気持ちで1日を迎えることができました。

 

この日は9:00から本堂の大掃除「お煤払い」が行われました。

 

「一生をかけて修行をする」

とても尊いものなんだと改めて感じました。

 

ぜひ機会があれば善光寺のお朝事に参列して お上人さまのお数珠で頭を撫でていただくと この世の極楽浄土を体感できると思いますよ。

 

合掌


この日の夕方大阪へ向かうため 長野から名古屋へ移動する車窓の画像で 今日はお別れです。

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