ドリルドライバーを新調 | ささのブログ

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前回のブログ「テレビを新調」で、はめ込み式の部品のために分解が進まず、修理を諦めて組み立て直したと書いたが、実はその直後、数時間だけ元通り動いた。リモコンのONOFFで軽やかに作動。なんかわからんが直ちゃった、うん万円浮いた~♪と喜んでいたのだが、その後、電源が落ちて、2度と復活することは無かった。今思うと、あれが、17年大事に使ったテレビの最後のお礼の挨拶だったのかもしれない。

 

 

そのテレビの分解の際に使った電気ドライバーの作動がおかしかった。スイッチを入れても回らない。ACコードを曲げると電源が回るので、これは断線だ。テレビ分解の際には、電源が確実に入る方向にコードを曲げて使ったが、そんなことをして作業するわけにはいかない。直すか新たに買うか、頻繁に使う機材なので早急にやらなければならない。

 

このドリルドライバー、もう20年以上使ってきた。これで作った家具や楽器は400-500はあるだろう。これまで何台ものドリルドライバーを使ってきたが、私の場合、バッテリー式よりもコード式の方がいい事がわかった。もちろん、バッテリー式の場合、バッテリー自体の寿命があるので20年も持たない。しかも、そのバッテリーが高いので、同じ性能ならばコード式の方がずっと安い。もちろんAC直で動くので、充電待ちの必要がない、チャージレスだ。

 

長年、製作活動をやってきて、これからはコード式の方がいいと思い、20ウン年前に買ったのがこの機種。まずは修理を試す。コードの破断ヵ所を特定して、外側の絶縁ゴムを剥がすと、やはりドンピシャ。黒いケーブルが破断している。ここをハンダで再結線すれば直るはず。だが、ハンダ付けしてACを差し込んでも、全く回らない。これは本体で何かが起こっている。そこで修理への気持ちが切れた。20年使えば十分、新調しよう。

 

次のも当然コード式。なるべく小さくて有名メーカー、そして安価。で選んだのが、BLACK+DECKERのもの。旧機種と並べると、若干小さい。そして、30%ほど軽い。大きさは、今までのケースに入ればいいのだが、軽いのは長時間の作業の際にはありがたい。キーレスチャックなのは同じだが、旧機種のクラッチが5段階だったのに対して、新機種は24段階もある。正直、そんなに要らないが、より軽く締めたいときにはいいだろう。

 

世の中、なんでもコードレスが流行っているが、コードレスの機材は、バッテリーの寿命という時限爆弾と運命共同体だということを認識すべきだ。5年使えば十分寿命だと割り切って、躊躇なく新しいものに買い替える人はいいが、私は最低10年、出来れば20年は使い続けたい。なので、コード式。アイロンも掃除機もそう。今回のドリルドライバーも出来れば20余年は修理と製作に使い続けたいものだ。