テレビを新調 | ささのブログ

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これは最近作ったのだが、タツノオトシゴのオブジェではない。オールブラックの腕時計を買ったことにより、今後ほぼ使わなくなるソーラー発電の腕時計を吊すための物。使わなくても常に光には当てていたいので、引き出しなどにはしまわず、窓辺に吊すことにした。『腕時計ハンガー』なんて聞いたことがないので自作、針金で形を整え、藁ヒモを巻いた。

 

テレビが壊れた。通電していることを示すパイロットランプは付いているのだが、電源が入らない。リモコンはもちろん、本体スイッチを押してもONにはならず、ならば自力修理だと、分解を試みたが、はめ込み式のパーツばかりで、ネジを取ってもばらせなかった。ブラウン管の頃のテレビは何度か自力で修理したものだが、最近の物は、使用者が分解出来ないように作られているようだ。

 

このテレビ、今年で17年目。一般的な液晶テレビの寿命が8-9年らしいので、もう倍の時間使っている。毎年、暑い時期には真後ろに扇風機を置いてオーバーヒート状態にならないようにしてきたのが、長寿命の理由だろう。電源が入らないだけの故障ならば、メーカーの技術者を呼べば簡単に直る場合が多いはずだ。だが日立はもう12年前にテレビ事業から撤退しているので、アフターサービスはやっていないだろうし、「17年使っている」と伝えたら、「寿命ですね~」と言われるのがおちだ。

 

今のテレビに対して、全く知識がないので、秋葉原のヨドバシに行って、いろいろ調べてきた。買うのは32V型だが、今の主流は50V型前後らしく、32Vなんてほんの僅かしか陳列されていない。国内メーカーの32Vのほとんどがネット非対応。対応しているのは韓国と中国のメーカーだけ。欧米のホテルに泊まっても、ブラウン管から液晶に移ったときに、ほぼすべてが韓国メーカーに置き換わられたことからもわかるように、テレビに関して日本メーカーは完全に負け組だ。

 

国内メーカーのものが機能で惨敗なのと、Youtubeがテレビで見られるのは魅力的なので、中国メーカーのテレビを選んだ。今まで使ってきたテレビは20kgあったが、注文したものは3.7kg。数字の単位「kg」を「万円」に替えると、17年前に払った金額と、今回の金額に近いのが面白い。

 

今までのテレビは、センターに1本脚のスタンドだったが、今度のは両サイドに2本足のため、新たに置き場を延長しなければならず、ホームセンターで木材を購入して作った。木目調もいいのだが、その下のラックとの融和性を考えて、黒で塗装。新たに出来た隙間に引き出しを挿入。全てが黒なので、すっきりと見える。

 

こちらが新しいテレビ。薄い、小さい、軽い。画質は2Kらしいが、今までのと比べて劇的にきれい、という感じはしない。設置してくれたスタッフさんに、17年使ったと言ったら、これまでの現場で17年使ったという話は最長です、と言われた。リモコンには、NETFLIXやhulu、abemaなどのオンラインサービスのボタンが並んでいる。ほとんどはサブスクだろうが、無料のyoutubeが大画面で見られるのは嬉しい。とりあえず10年は使いたいものだ。