温かいエサやり | ささのブログ

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今シーズン、見たいドラマが無く、ブルーレイに録画した昔のドラマを晩酌の友として流している。今、見ているのが、1977年放送の「岸辺のアルバム」。実際に起こった多摩川水害に材を取ったもので、近年一番見たかった昭和のドラマ。2年前にようやくCSで放送された際に録画した。見返すと、やはり秀逸。同時代の青春ドラマの金字塔「俺たちの旅」のDVDコレクションが空前の売り上げになっているらしいが、日本のドラマは40-50年前に完成を極めている。

 

 

今朝の散歩、野球場に濃いモヤがかかっていた。霧にしては、野球場の中だけというのがちょっと変。土に含まれる水蒸気がけぶっているのだろうか。ともあれ、珍しい現象だ。冬本番の寒さになってきて、公園の猫さんたちも辛い時期をすごしている。1年ほど前からエサやりを始めたご夫妻が、土砂降りの日も欠かさず来てくれるので、東京に居ないことの多い私としてはとても頼りにしている。

 

このご夫妻、カリカリやチュールの他に、いつも自家製の暖かい食べ物を用意している。それを保温器に入れて、少し湯気が立つ状態で猫たちに与えている。もちろん、火傷しない程度の、“猫肌”の温度だ。温かい食事をどれだけ喜んでいるかはわからないが、寒い中、凍えて待っている猫たちには、さぞや生きる気力の助けになっているだろう。

 

これはいいな、と思ったことは迷わず真似することにしている。さすがに自家製の食べ物を作るには時間も知識もないので、チュールを温めてあげることにした。用意するのは、50-60℃のお湯を入れた携帯ポット。猫を見つけたらすぐにチュールをポットに入れて、コーミングやマッサージで時間を稼いで、2分ほど経ったら皿に移す。すると、かすかに湯気が立つ程度には温まっている。

 

べっぴんさんもトラちゃんも、嫌がらずに食べるので、気に入っていると思うことにしよう。猫舌だろうが、寒い中、身体に取り込むものは、体温に近いほうがいいだろう。出来ることなら、エアクッションを入れた段ボール箱でも置きたいところだが、アンチの方々にすぐに壊されるのがわかっている。栄養だけはなんとかするから、今年の冬も乗り切ってほしいものだ。