茨城の憂鬱 | ささのブログ

ささのブログ

ブログの説明を入力します。

毎月2回に分けている郷里の日立教室のための帰省。今回は、親類に不幸があり、告別式には出られないので、その前に弔問することにして、いつもより30分早い電車に乗った。30分早いだけで、上野駅の様子が全く違う。いつもは営業している弁当屋のシャッターが閉まっている。

 

乗り込んだ各停グリーン車もかなり混んでいる。いつもの便なら、乗車率はせいぜい10%程だが、この日はほぼ5割。頭上の席取りランプは、乗車を示す緑色が並んでいる。「ほぼ貸し切り」のグリーン車に慣れているので、この便のグリーン車は出来れば乗りたくない。

 

グリーン車の便は水戸止まりなので、下りの各停に乗り換え。平日だが、通勤・通学の時間は過ぎているので混んではいない。見ると、ほとんどの乗客が座った脇に自分の荷物を置いている。都心ではあり得ない光景だし、地方でもほぼ全員が脇に荷物を置いているとところはまずない。その非常識に茨城県出身者として本当に恥ずかしい。

「魅力度ランキング」で最下位が定位置の茨城県、県としては「そんなことないぞ!」といろいろと情報発信をしているが、こういう非常識が当たり前になっているところが、「魅力度」に影響しているんじゃないか?私が乗っていた車両はガラガラではなく、立っている人もチラホラ居られたのに、自分の荷物を置いて座れなくしていることを「当たり前」にやっている、それこそが「魅力度」最下位の現れだ。

 

翌日、帰りの便は「特割指定」が取れたので水戸から特急に乗車。実家の最寄り駅から水戸までは各停で4駅ある。水戸には特急発射の10分前に着く各停があり、それがちょうどいいのだが、何しろ常磐線の定時運航率はかなり悪い。私の体感では定時運航率は7割ほど。なので、1本早い、水戸で30分ほど待つことになる各停に乗車。

 

結局、水戸までの各停は、私が乗った便も、その次の便も、定時運航。だが、特急は時間になっても来ず、結局2分遅れの発車。ホームでは「遅れる」の放送は一切無し。茨城県民も、常磐線グズグズのダメダメだ…