エアウィーヴ使用感 | ささのブログ

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外での食事は割と無頓着な方だ。量はいらないので、早くて安ければそれでいい。間違っても、行列に並んで食べようとうは思わない。それでも、たまたま入った店が予想以上に美味ければうれしいし、想定外のひどさだったらがっかりする。


先日、稽古場から別の稽古場に移動の際、時間がないので道すがらの中華屋に入った。誰もが経験あるだろうが、入った瞬間に「この店はダメだ」と思うと、たいがいその直感は当たる。その中華屋もそうだった。連休明けに新装開店したばかりなのに、店の空気感がよどんでいる。ソース焼きそばを頼んだのだが、出てきたものはインスタントの焼きそばだった。


昔、香港に演奏に行ったとき、食堂のメニューに「出前一丁」なるものがあった。値段は日本円換算で70円くらい。試しに注文してみると、出てきたものはまぎれもなく「出前一丁」だった。こちらは名前を堂々と出して、格安で売っているのだからいいが、まともな値段を取って、インスタントの焼きそばを出す店はひどい。しかも、麺にはしっかり芯が残っていた。もちろん、二度と行かないが。


百貨店に注文していた「エアウィーヴ」が届いて5日が経った。三つ折状態で、60インチの液晶テレビくらいの段ボールに入って来た。それまでの我が家は、低反発マットレス+布団。今後は、布団+エアウィーヴにしたいのだが、低反発マットレスの置き場所がないので、最初の4日は低反発マットレス+布団+エアウィーブで寝た。高さは、ちょっとしたベッドくらいある。が、エアウィーブのしっかりした硬さが、沈み込みを防いでくれる。



毎日晩酌をやるせいか、それまで夜中に3回は起きていたが、エアウィーブ使用初日は1回しか起きなかった。2日目以降も寝入りばなは別として、夜中のトイレは1回しか起きない。やはり睡眠の深さが変わった。昨夜は、一番下の低反発マットレスを外して、布団+エアウィーブにしてみた。横になった時は、前日までのゴージャス感がうすれてちょっと残念だと思ったが、寝ているうちに、この方が楽だ、と感じるようになった。


妻もいたくエアウィーヴが気に入り、枕もエアウィーヴに新調した。低反発マットレスとの大きな違いは、空気層があるので蒸れない、腰が沈まないので寝返りが楽で仰向けに寝ても脚に負担がかからない、など。メンテナンス面でいうと、洗ったり干したりする必要が基本的にはない。「基本的に」というのは、なにかこぼしてしまったりしない限りということだ。


高い買い物ではあったが、毎晩シティーホテルの極上ベッドに寝ているようなものだ、と思えば十分に納得できる。ただ、これからは出張先での宿泊があまり楽しめなくならないかがちょっと心配(^.^;)