11歳で川崎病にかかったサッカー少年のその後の生活を記録しています。

退院後1年たって後遺症が完治、中学生となり新たな生活が始まりました。

 

  公式戦 スタメンじゃなくて「はぁっ?」

スタメンの発表はいつも試合直前らしい

公式戦の試合直前に全員が集められ

スタメンとベンチメンバーが名前を呼ばれる

前日の試合はスタメンでだった息子は

当然自分はスタメンだと思っていたらしく

スタメンに名前が呼ばれなかったときに思わず

「はぁ?」と言ったらしい

奢れるものも久しからず、です

 

前日の試合の最後の方で4-2-3-1を

4-1-2-3に変更して攻撃的にする

フォーメーションを試していた

2ボランチを下げて攻撃的な選手を

追加しCBをアンカーに起用していた

 

今回の対戦相手はU15でいうと

2つ下のリーグに所属しているチーム

得失点を考えて攻撃的にいって

なるべく得点を取りたいので4-1-2-3

で行く、という説明があったらしい

 

公式戦でめったにない土のグラウンド

しかも昨夜から昼までの雨でグラウンド

には大きな水たまりも小さい水たまりも

たくさんできていてコンディションは最悪

水たまりでボールが止まってしまう

途中から止まるの狙いで水たまりに

向かってパスを出す、まさに泥仕合

泥だらけのユニフォームに保護者の悲鳴

 

そんな泥試合で先制し押しているものの

追加点を決めきれない場面が続く

前半のうちには出ないかな、と思ったけど

残り10分を切ったあたりでシステム変更

2ボランチの1人として途中出場

 

システム変更で中盤が厚くなり

ボール奪取も増えたため更に

攻撃の時間が増え、最近不調のエースで

キャプテンに待望のゴール!!

後半も押せ押せムードが続き

残り10分くらいでボランチとCB以外

全員交代

アピールしたい元気な選手でさらに

攻撃に勢いが出た

そして全体的にガチャガチャにもなった笑

ゴラッソなロングシュートも決まり

盛り上がった試合となった

 

終了後は全員で飛び上がって喜ぶ

まだまだかわいい中学一年生であった

 

しばらく公式戦が続く

がんばって勝ち点を積み上げていこう!

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  リーグ戦初戦 守備で怒られ、修正する

公式戦のリーグとは別にいくつかのリーグ戦に

参加している

そのうちの1つのリーグ戦の初戦だった

公式戦でもあたる強敵が連なるリーグ

初戦も強豪クラブだ

 

TMとは違って全員がベンチに入れるわけじゃない

空気感はぴりっとしている

 

息子は4-2-3-1なボランチで出場

入りは悪くなかったが、

ただ相手の入りの方がよかった

序盤押され気味になり、中盤も相手に

支配されてしまい、裏をとられて

キーパーか防いだものの詰められて

あっという間に失点

もともと守備の予測、強さが課題の息子

押し負けたり、ポジショニングの判断が

よくなかったり、取り切れなかったり‥

監督から厳しい怒声が飛ぶ


息子は監督の指示を受け、どうすべきか

すごく考えているんだろう

試行錯誤して上手くいかない時間が

しばらく続いた

 

マークにこだわるあまりサイドに

釣り出されることが多かったが

ある程度の所でマークを捨て

中央にいるようになり、相手のパスの

起点の芽を潰すように動きを変えた

息子と組んでいるボランチの選手も

呼応するようにポジショニングが

よくなっている

監督からも今のポジショニングは

よかった、今のディフェンスはよかった

と怒声だけでなく、褒める言葉も

かけられるようになってきた

選手達も気持ちが乗ってきて

声がどんどん出てくるようになる


次第にこちらのペースとなり

息子が相手から奪ったボールから

 素早く右サイドハーフにパス、

右サイドから左サイドに振って

左サイドハーフが突き刺すような

ゴール!!

その後は一気に主導権を握り、

ほぼ敵陣でのプレーとなった

決めきれないところもあったが

ほぼ勝利間違いないという状態

後半残り10分でボランチ2枚が

交代となった


代わりにCBとトップ下をいれ、

CBを1人アンカーにあげ、

システムを4-1-2-3に変更していた

オプションを試しているのだと思うが

前はそのアンカーの位置は息子

だったので、親としてはちょいと

出場機会を失うのかしらと心配驚き

 

家でご飯を食べながら、

今日はどうだった??と聞くと

「すごく楽しかった。学びが多かった。監督の指示は俺には全くない考えで、それにやっと気づいた、10のうち、0.5くらいしかできなかったけど、ものすごく開けた感じ。感謝しかない、今日の監督の言葉は一生忘れない」

と興奮気味に言っていた

ちなみに息子は幸か不幸か分からないが

基本怒鳴られるのがデフォのチームにしか

いたことがないため、怒鳴られることには

相当強い耐性があるし、スルーも得意である

聞こえないふりで指示に従わないという

テクニック(笑)もある


まあ、楽しかったならなにより

親は子供が怒鳴られるとつらいし、

でもなんにも言われないのも気になる

生き物なのだ


さあ、明日は公式戦

出場機会はあるのか、

今日の学びを活かせるか

頑張っていこう!!

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  練習試合でやる気あるのか?と怒られる

体育祭で10名くらい欠席で臨んだ練習試合

スタメンCBが2人とも体育祭で欠席し

守備力、ビルドアップともに不安な状態

息子は1試合目にボランチで出場

慣れない土のグラウンドということもあり

とにかく入りが悪い

 

基本押している場面が多いが、みんな

最後ゴールを俺が決める!という気持ちが弱く

そこでシュートじゃなくてパス??みたいな

場面が続く

DFのラインコントールもいまいちなため、

タテぽん一本でピンチを招き

あっさりと裏をとられ失点

その後、ブチ切れた息子(ボランチ)が

攻撃に参加しっぱなしとなり再三チャンスを

作るもゴールできず、敗けてしまった

まあバランスを崩して攻撃参加しまっくていた

状態は褒められたものではないが

絶対に勝ちたい気持ちを見せたことはよかった

 

今回は3チーム出しだったが、どのチームも

必死さ、勝ちたい気持ちがあまり見えず

コーチが怒ってしまった

どういう気持ちで練習試合に臨んでいるんだ

相手に勝ちたい、試合でアピールしたい、

成長したい、そういう気持ちはないのか??

怒られた後にAチームのスタメンを一部

入れ替えて試合に臨む

息子はボランチで出場

 

さすがに気持ちを入れ替えてさっきまで

と同じチーム?というくらいの動きで

圧倒的な得点差で勝利した

ジュニアユースになってゴールのなかった

息子もやっとゴールを決めた

最初からやれよ、と思うけどそこは中学生

まだ気持ちにムラがある

でも試合が終わった後にディフェンスに

駆け寄って修正点を話しあったり、

コーチに怒られた後、「入りが重要だよ」

「俺たちが引っ張っていかないと」とか

Aチームの子たちが話しているのを見ると

そこは中学生、大人になっているなあ、と

成長を感じる

 

最後6試合目の途中からボランチに出場し

全6本中2.5本をボランチで出場

硬い凹凸の多い土のグラウンドでやりにくかった

がサッカー自体はまあまあ、

強い気持ちを見せられたことはよかった

 

これからますます熾烈になるスタメン争い

チーム全体が強くなるような熱い競争が

発生するんだろうな

まあ、親としては息子に試合に出てほしい

に決まってますけどね!