前回の記事でもアタシの文体にちょこっと言及しましたが……。
あぁ 私に何が出来るの? 妄想花萼シリーズその8 | JIROのブログ (ameblo.jp)
読んでくださる方々に一切配慮していないな、と改めて反省する次第です(笑)。
ここ2年くらいに書き散らかしたものだと、
「固有名詞以外はカタカナ語をできるだけ使わない」という妙なこだわりがありまして。
「ビーム」って書きゃあいいものを、「ぎらつく銃火」とか。
ま、それはそれで勉強になりました。
他にはそうですね、比喩が多いですね。
それは以前の記事でも列挙いたしましたですね。
→病めれど 止め難き 宴の才 | JIROのブログ (ameblo.jp)
そして何よりも、パクりが殆どじゃねぇか、ということでしょうか(笑)。
160ヶ月(中断期間あり)に渡りpixivで二次創作をしておりましたけど、
最初の1年くらいはわりかし自由に書いている、んじゃないかな、と。
(実際のところ、表現が稚拙すぎて自分では再確認したくないのです(笑)。)
芦辺拓さんの『名探偵博覧会』から「パスティーシュ(pastiche)」という単語を
覚えて、その概念を自分なりに模索していた(というほど上等か?)頃かな。
で、挫折して、嫌気がさして、ほいで開き直って、今日に至る、と(笑)。
かなり顕著なのは、その折々に読了した作家からかなり影響を受けているな、
ということですかね。
例えば、風見志郎・仮面ライダーV3と常磐ソウゴ・仮面ライダージオウが
疑似「師弟関係」となるきっかけを綴った、アタシは結構お気に入りの愚作がありますが、
→#クロスオーバー #仮面ライダージオウ 虹のStory ――分け合った哀しみ、そして胸に生きる熱い言葉 - pixiv
この時機に読んでいたのは、スタインベック『怒りの葡萄』だったので、
戦場となる荒野(いったいどこの国なんだ?)の描写はかなり影響されていますね。
他にも、コナン・ドイルを意識したり、乱歩さんで行こう、としたり……。
そうですね、あからさまなパクりが数々あるうちでも、
この元ネタは誰もご存じないであろう、と思われるものとして、
「餌食になってしもうたたばたせたもうた。」ってのがありまして。
書き直している現時点でもくだらねぇな、と思い出してしまいますが、
角川書店が発行していた『バラエティ』という雑誌に、
新井素子さんが文章を、故・吾妻ひでおさんが漫画をそれぞれ担当される
「ひでおと素子の愛の交換日記」という連載がありまして。
「応募資格は、自作の小説を、バラエティ誌上でとにかく
莫迦にされても気にしない人」が投稿する「新井素子小説大賞」から
(『ひでおと素子の愛の交換日記2』角川書店、1987、129頁)
◎~×までの評価だったはずがただひとつ、新井さんが××にした
「何が書いてあるんだか、殆ど判らん。ほとんど日本語とは思えない。」
(141頁)と素晴らしい讃辞とともに掲載した表現を敷き写しにしたという(笑)。
あの、四十余年前にこの作品をしたためられた、
当時山口県在住でいらっしゃったHさん。
まさかこのブログ、ないしアタシの二次創作をご覧になっているとは
到底思えないのですが。
この場を借りて心より謝罪致しますとともに、
思いっきり楽しませていただいたお礼を申し上げます。