あぁ 私に何が出来るの? 妄想花萼シリーズその8 | JIROのブログ

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「話しの中身がどうなれこうなれ気持ちも知らずに」だべっていくと思いますが、他人様を傷つけることのないようにしていきたいと存じます。

今回は、新型コロナウィルス蔓延時の2021年に公開された劇場版作品

『スーパーヒーロー戦記』の悪役について綴ってみます。

 

 

『とんねるずのみなさんのおかげでした』「食わず嫌い王決定戦」で、

石橋貴明さんの「カルガモ男」と「仮面ライダーピザ」として、

即興で対決を演じてから丁度十年を経て(だったはず)、

 

鈴木福氏が石ノ森章太郎先生を演じたことでも知られる「お祭り映画」でありまして、

 

近所のレンタルビデオ店(この表現が既に昭和だなぁ)で

商品になってからすぐに視聴した時点でのアタシの感想は

 

「ああ、『サイボーグ009』「神々との戦い」の

オマージュをやりたかったんだ」というものでして。

 

本音をポロっとこぼしますと、本作初登場の悪役3体の意匠は

なかなかいいんだから、もうちょっと丁寧に扱ってあげなさいよ、と

感じた次第であります。

 

その結果がこれ(笑)。→#人造人間キカイダー #スーパーヒーロー戦記 Melody ―― 終わりなき旅路よ明日天気にしておくれ - pixiv

 

 

冒頭で触れました悪役3体というのが、

 

アスモデウス(谷田歩氏)

ライダーワルド(谷中敦氏:声)

戦隊メギド(ささきいさおさん:声)でありまして、

 

とりわけ、配下2体はそれらしい能力も一切発現することなく

仮面ライダー1号とアカレンジャーに成敗されている(笑)。

 

なので、上述の二次創作ではとにかく勝手に能力を添加しております(笑)。

 

 

リンクを貼っておいてなんですが、アタシの愚作においても、

文体がかなり攻撃的なものになっているというか、

均整をちょっと欠いているかもしれません。

 

2022年初春、取り組み出した時期に

「Good Times ~ あの空は何を語る」のあとがきで

原さんが言及している戦争が起こってしまったもので。

 

そしてこの時宜、岩手県立図書館で見つけた「廃墟の写真集」から

(『新仮面ライダーSPIRITS 』で、村枝賢一さんが

端島(軍艦島)を題材にしてショッカー最後の拠点について

描写されていましたが、怪人とあのような風景はよく似合う)

 

バブル経済華やかなりし頃、安直な発想で全国に建設されたうちのひとつ

稚拙な「外国っぽさ」を売り物にしたテーマパークの荒涼とした「成れの果て」が

不思議と胸に響きまして、上述の3体をそうした舞台で暴れさせております。

 

 

戦隊メギドに関しましては「石ノ森先生っぽい兵装をもたせよう」ということで、

ゼンカイザーを模造した頭部の十指に萬画版ワルダーやアニメのシャドウナイト風に銃器を、

そして本来の四肢は005ばりの怪力を発揮するふうにさせました。

「ゼンカイテンランス」を模造した長槍を後先もなくぶん回す感じで。

 

ライダーワルドは『仮面ライダージオウ』まがいに「アナザーライダーセイバー」にしちゃって

「アナザーライドブック」で戦場の構成を激変させてしまう能力を持たせました。

担当されている声優さんを取り違えていたので、『銀河鉄道999』の「装甲甲虫」などが

召喚されています(笑)。「不完全な復活だったのでいろいろごちゃ混ぜになっている」と弁解。

 

アスモデウスは両翼を兵刃に変換したり、太刀を打ち違わせて相手を弾き飛ばしたりと

いう演出がカッコよかったので、『スターウォーズ エピソード3』の

ゼネラル・グリーヴァスを意識して仮面ライダージオウトリニティと切り結ばせています。

関節から芽吹く繊維によって下忍などを召し寄せるワームホールを形成できるふうにもしました。

 

『コンパチヒーローズ』のノリで、宇宙世紀最強であろう「オールドタイプ」2人の愛機、

<ハンブラビ>小隊、<ドーベンウルフ>(『Gundam evolve』に倣って白亜の外装)も、

そして量産型MSでは最も好きな<ゼク・アイン>も出してしまおうという、もう滅茶苦茶(笑)。

 

 

なんというか、どうしてもこの時代に書かないと気が済まない、

そんな情動にとりつかれて綴ったというか。

勢いというしかないですね、アタシの愚作をおしなべて振り返った中でも。

 

「認めたくないものだな。自分自身の若さゆえの過ちというものは。」といつか思うのかしら。