レイ・カーツワイル博士の予測によると、
シンギュラリティ(Technological Singularity)という、
「AIとナノ技術の指数関数的発展が人間生体の能力を超越する」
事態が2045年頃に訪れるようですが――。
たまにはこういうことも書くんですよ(笑)。
手塚治虫さん、石ノ森章太郎先生、藤子不二雄のFさんとAさん、
アーサー・C・クラーク、星新一さんなど多くの創作者が
危惧していた事態がついにやってくる、かもしれないか。
「これ以上便利になってどうするの?」っていう疑問を呈したのは
童子(わらべ)にSGT. Doraemon | JIROのブログ (ameblo.jp)
こういう意味合いもあってのことです。
前回の記事で、
01だけの無情なメッセンジャー | JIROのブログ (ameblo.jp)
『鉄腕アトム』「地上最大のロボット」の回について
「ロボット三原則」に縛られ過ぎる仮想生命の悲劇について触れましたけど、
そもそもアトム自身がいい死に方をしていない。
完全に機能停止した「青騎士」の回の描写を踏まえて
浦沢直樹さんは『PLUTO』であのような蘇生をさせたんでしょうけど。
他にも、『アトム今昔物語』で偶発的にタイムスリップしてしまった
代償として、過去の自分を起動させるために
現在の自分が消失する選択肢を敢えてとる、とか、
「アトムの最期」という短編があって、詳細は忘れましたが、
とにかく後味が悪い思い出だけはある。
わざわざこんな挿話を描いたってことは
それ相応の企図が手塚さんにはあったのでしょうが……。
♪幼き日に見た夢が すべて噓と云うのなら
世の中は裏表 誰か教えて?