鬼ヶ城を散策したあと、
もうあとは地魚のお刺身買って帰ろうと近くのスーパー目指して走ってると、なんだかとても景色がいい。
なにこの広くて長〜〜〜い海岸!
七里御浜(しちりみはま)という全長22キロもある日本一長い砂礫海岸で、アカウミガメが産卵しに来るらしい。
でも急激に深くなっているから、
海水浴は出来ないらしい。
どこまでも続いているように思える海岸。
帰ってから熊野市のサイトで調べてみたら、この海岸には敷き詰められている小石は熊野川上陸から新宮を経て熊野灘の荒波に磨かれた美しい石で、
打ち寄せる波の音を聞きながら、
裸足でこの石の上を歩くと足ツボ効果もあり、心身共にリフレッシュできるそう。
あー裸足で海岸歩けばよかった。
次行ったら冬でも裸足で歩こうと心に誓った。
さらに車で走っていると、獅子巌なるものも登場。
確かに海に向かって吠えてる獅子に見える。けど、猛禽の横顔にも見える。
そしてさらに移動してたら、
花の窟(はなのいわや)神社があり、素通り出来ずに参拝することに。
日本最古の神社と書いてあった。
日本最古には大神神社とか伊弉諾神社とか諸説あるけど、確かにこの神社も最古だといわれても納得の尊厳的な雰囲気が漂いまくっていた。
鳥居をくぐり、参道を進むと手水所があり、その横に直径1mはありそうな、
しめ縄を掛けられた大きな丸い石があった。
丸石信仰といい、
聖なる神霊が宿るとされているらしい。
参拝手順を読むと、
まず自分の体'(患部)を両手で触る
丸石を優しく撫でる
再度自分の患部を触る
手水を丸石にかける
祈祷しながら合掌
手順通りに参拝してみた。
帰宅してから改めて調べてみると、
丸石はその形がボールに似てることもあり、球技スポーツ関係者に人気があるそうだ。
この神社には高校時代の大谷翔平選手も参拝し、この丸石に触れたらしく、今では野球界の聖地にもなってるんだとか。
そのまま参道を進んでいくと、
御神体とされる高さ45メートルもある磐座が!
あまりにも圧倒的な神々しさ。
すごい迫力。自然崇拝って素晴らしいな。
この窟がイザナミノミコトの御陵なんですって。
「花の窟」という名は、季節の花々で神様をお祀りしたことが由来だとか。
なんて素敵なんでしょう。
すごいパワースポットだった。
偶然にこんな場所に辿りつけた自分はとてもラッキーだと思った。
参拝後は三重や和歌山の地物魚などを買い込み、買い物途中でゲリラ豪雨が降ってくるといういつものパターンで幕切れ。
尾鷲とその周辺、ええ場所やった。
地理やら見所など、
なんとなくわかったので、
また次回来るときはもっと楽しめそう。
おわり。