9月末、やっと最初で最後の万博に行ってきました。
本当なら万博って、まだ知らない国のことを知り、世界の珍しいごはんを食べ、各国の特産品や民芸品などをお土産に買ったり、私がめっちゃ好きなイベントのはず。
でも正直、今回の関西万博は開催前からネガティブ情報多く、維新のゴリ押しで無理やり開催決定したようで印象も悪く、普段から大阪や京都のインバウンドの多さにうんざりしていて人混みも苦手やし、行く気なかった。
莫大なお金使って開催した挙句、赤字になって増税すんのとかだけはやめてくれとしか思ってなかった。
しかし、母が冥土の土産に万博行きたいと言う。
「もう私が生きてるうちに大阪で万博やるなんて最後やろうし、あの世でお父さんに会ったら、万博行ってきたよって言いたい」などと言われたら連れて行くしかない。
今回のこの万博が、動物園や美術館みたいに会場の入口でチケットを買って入場するだけなら、母はひとりでも行ける人なんやけど、ネットで事前予約しないと入場できんとか、パビリオンとかもなんでもかんでもネット予約システムがなんやらややこしくて、老人には無理。
なんやったら、私も全くシステム知らんし。
私も義妹も姪も万博行く気なかったが、
母を万博に連れて行くために立ち上がった。
とはいえ、いまだシステムわからん私は入場予約を若い姪に託す。
が、9月初めの時点ですでに駆け込み需要が始まってたのか、もうただ入場するだけでも全然予約に空きがないという。
仕方ないので、かなり割高にはなるがめんどくさいことは全部やってくれる旅行会社のバスツアーに申し込む。
それも自分で日付を選べるほどは空いてなくて、かろうじて取れた感じ。
だが、せっかくツアー申し込んだのに、万博行く日に義妹たちのマンションの消防点検?かなんかが入ってしまって行かれへん、どうしようとなり。
再度作戦会議をしながら、姪が万博のチケット予約サイトチェックしたら、9月25日に夕方入場やったら空きが出てる!と、もう急いで予約。
と、かなり前フリ長くなったけど、やっと万博。
急に集め出した情報によると、万博会場までは地下鉄利用の東ゲート入場よりも、バスや船を利用し、西ゲートから入場するほうがスムーズらしいが、東ゲート入場しか予約出来んかった。
地下鉄夢洲駅。
改札口出て会場に向かう階段でこの人人人。。。
17時入場予約で、15時過ぎから東ゲート前で入場待ち。
えぐい人。ひたすら並んで待つ。
雨がポツポツ降って来たけど、本降りにならんでよかった。
17時入場予約でも、16時から順番に入場開始。
手荷物検査のあと、16時15分くらいには入場できた。
万博行くつもりなかったから、毎日のようにテレビで流れてくる万博情報も右から左へ聞き流してただけやけど、ミャクミャクは知ってる。
初めて見たときは、完全に妖怪にしか思えんかったけど、だんだんかわいく見えてくる不思議。
今、大阪で電車乗ったら、カバンとかにミャクミャク付けてる人めっちゃおる。
これが大屋根リングなのか。
想像してたよりはるかにリングが巨大。
入場さえギリギリ予約出来たくらいなので、パビリオンなんてもちろん何ひとつ予約出来ひんかったし、とりあえず大屋根リング登るしかない。
人気あるらしいアメリカとかフランス館。
これはドイツかな。
大屋根リングの上にはお花も咲いてた。
中に入れなくても、様々なパビリオンの建物見てるだけでも楽しいやんか。
外観見てるだけで楽しいなら、中入れたらもっと楽しかったんちゃうん?
なんでもっと早く来んかったんやろ。
春のうちに初めて来てたら全館制覇狙ったかもな。
とりあえず、大屋根リングと夕日と花火見れたらそれでよかったので、夕日見るなら西側のほうがええんちゃう?でもこのままリング上を移動するのは距離がありすぎるので、リングから降りて真ん中突っ切って西側に向かおうとする。
カタールのパビリオン。
歩いてたら、アラブ首長国連邦のパビリオンが待ち時間無しで入場できると言うので入ってみた。
天井まで伸びるナツメヤシ🌴
これがものすごくいい香り。
砂漠の砂。
海に近いほど砂が白く、山に近いほうは赤っぽい砂になるらしい。
ポルトガルのパビリオン
外壁の空中みたいな場所で生演奏🎶
スイス🇨🇭
オーストリア🇦🇹すごいデザイン
ハンガリー
人波をかき分け、やっと西側の大屋根リングに登る。
この場所で、花火のあとで噴水のショーがあるらしいと知る。
曇天で、夕焼けはあんまり焼けんかった。
つづく。