文化祭のマジック発表会 | つましくても、ささやかな幸せ

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地位もお金も能力も無くても得られる、日々のささやかな幸せを記します。
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 文化祭のマジック発表会が、盛会のうちに幕を閉じた。全員が一丸となって取り組む文化祭は、演技が成功してもしなくても、本当にいいものだとしみじみ思った。サークル員の演技する姿は、本当に生き生きとしていた。
 私は8月初旬から、文化祭めざして金輪の12本リングに取り組んだ。今まで金輪もリングも1度もやったことがなかったので、不安だった。でも、渋谷慶太さんの演技解説のDVDを信じて、毎日DVDを繰り返し見ながら練習を重ねたら、少しずつ手応えを感じてきた。金輪やリングは、ちょっとした向きで成功したりしなかったりと難しいと思ったが、その対応も少しだけ分かってきた。
 発表会本番の「折り紙と金輪」の演技は、113回練習したにも関わらず、緊張して連理の紙が繫がなかったり、金輪を落としてしまったりとミスが続いてしまったことは残念だった。でも、金輪の12本リングの8つの形が全て成功したことには、やり切ったという気持ちでいっぱいだ!練習では失敗することが多かったので…。
 今年の発表会には、思いもよらず、10人の友達や職場の方がいらしてくださり、感謝感激した。遠路をいらしてくださった方や職場の管理職までいらっしゃり、本当にビックリした。だからこそノーミスの演技をしたかったというのが本音だ。
 これからも、「好き」を大切に、細く長く楽しく手品を続けていきたいと思う。