今年も、マジックファンタジア主催の「出超！マジックパラダイス」を観賞した。ガラショーは、超一流のマジシャンによる共演で、極上の時間だった。
１番感動したのは、藤山大樹さんの和妻の七変化だ。七変化どころか二十変化近くやられていた。時折顔を出す大樹さんのにこやかな素顔も素敵だった。正に「日本の伝統芸能を受け継ぐ」という彼の気概が感じられる演技だった。私はますます和妻の世界に憧れた。
２番目に感動したのは、魔法使いアキットさんのストーリーマジックだ。ほのぼのとした昭和の良き時代の温かさが伝わって来た。
３番目に感動したのは、能勢裕里恵さんのシルクと四ツ玉だ。テクニックが抜群で、表情も柔和で笑顔が素敵だった。
他のマジシャンの方々も、それぞれ個性が溢れて魅力的で、レベルの高い見応えのあるマジックを演じていらっしゃった。
ガラショーの前にコンテストも開催された。１２人のコンテスタントの方々が、真摯に自分らしいマジックに挑戦していらした。どのコンテスタントの演技もレベルが高く、甲乙つけ難かった。
私もいつか、和妻でこの大舞台のコンテストに挑戦したい！という夢を抱いた。本当に幸せな１日だった。
