魔女と過ごした七日間

　

　痛快な冒険小説だった。
　円華の卓越した能力も凄かったが、最後まで諦めない強さと粘り強さに感銘を受けた。
　殺人事件により父を亡くした陸真は、これから養護施設で１人で生きていかなければならないが、円華と過ごした七日間がこれからの生きる糧となることだろう。親友の純也の存在も、彼にとっての宝物だろう。