久しぶりの美術館だった。原田マハさんの「ジヴェルニーの食卓』の「うつくしい墓」を思い出しながら鑑賞した。
赤の色彩が印象的な鮮やかな絵が多かった。心惹かれた作品を記す。
「赤の大きな室内」
赤い背景に、部屋の机や花瓶が配置されていて、色彩の対比が印象的だ。
「マグノリアのある静物」
原田マハさんの小説の中で、マティスがマグノリアをこよなく愛していたことを思い出した。
「豪奢、静寂、逸楽」
点描がという手法を用いた作品で、マティスの新しい手法への挑戦が感じられた。明るい色彩が印象的だ。
「黄色と青の室内」
黄色と青の対比が、室内の配置に安定感を与えている。
「金魚鉢のある室内」
青い背景に水槽の金魚が際立ち、日常の生活感が感じられた。