こんにちは、前回のコラムをご覧いただいた方、どうもありがとうございました。
今回2回目のコラムは1回目の続きです。
前回のコラムでは。美髪への近道は
「1に潤い、2に潤い!」
というくらい、水分保持がとても大切ということをお伝えしました。
そのためには、キャッチした水分を失わない髪(キューティクル)作りがポイントとなります。
キューティクルの水分保持を保つためには、ケアやアイテム選びがとても大切ですが、それは伸びた髪に対してやってあげられる事です。詳しくは前回のコラムをご覧ください
今回はもう一つの原因
”老化によるツヤと潤いの不足”について書いてみたいと思います。
老化というとなんかあまり聞きたくない言葉なので、エイジングという言葉に変えてご説明します
ところで、エイジングが始まるのは、いったい何歳から始まるのかご存じでしょうか。
実は、なんと 18歳から・・・ 始まっているのです
人の代謝のピークは18歳!18歳を過ぎると、代謝が少しずつ落ちて、太りやすくなったり、疲れやすくなったりしてしまうのです。
なので、エイジングという言葉は、特別ではなくて実はほとんどの方にとって、とても身近な事だということなのです
それでは、髪のエイジングっていうとどういうことでしょうか
まず、実感としてわかりやすい事をあげていくと、
□トップの髪の量が減った
□ハリコシがなくなって、髪が細くなった
□光が反射しなくなった ツヤ不足
□白髪が出てきた、量が増えた
□表面にちりっとしたうねる毛が出てきた
□手触りがざらつく気がする
□乾燥してバサバサ
□髪質がくせ毛に変わった
などなど、多くの症状があげられます。
髪にこのような症状が出てしまうと、スタイリングが難しくなったり、髪を手入れするのが面倒になったり、鏡を見るのも嫌になってしまうかもしれません
でも、大丈夫です。
髪は正しいケアとアイテムの選択でかなり、エイジングを遅らせる事ができるのです。
では、エイジングを遅らせるには、どうしたらいいのか・・・
それは、頭皮ケアにつきるということです
髪は一本一本が頭皮の毛穴から生えてきます。
頭皮からいい髪が生えてくるためには、良質なたんぱく質を必要とします。
良質なたんぱく質をビタミンとミネラルと一緒に食事でバランスよくとると、そのタンパク質が酵素分解され、アミノ酸になります。
出来たアミノ酸は、血液で運ばれ毛細血管から、頭皮の毛穴の細胞にたどり着き、髪の毛になります。
そこで、いちばん重要なのが、ちゃんとまんべんなくアミノ酸が頭皮にたどり着く事!
アミノ酸を届けてくれる役目は、毛細血管が果してくれます。
ですので、血行が良くなる事が一番大切なのです。
頭は身体の一番てっぺんですので、とくに頭頂部は、血行が悪くなりがちです。
頭頂部をさわってにみてください。カチコチになってませんか!?
血行の悪くなった頭皮の毛穴は、細胞が変形してしまい、そこから髪が生えてしまいます。
血行の良い毛穴は綺麗なくりっとした丸い毛穴です。
それに対して、血行不良の毛穴は、楕円形になり、いびつな形になっています。
いびつな毛穴から生えた髪は、いびつな形をした髪が生えてきます。
キューティクルも同じように変形しているので、水分保持力も低下します。
そして、いびつな形の髪は、光を綺麗に反射しません。ツヤの低下です。
そして、くせやうねりもひどくなってしまうのです。
栄養がいかないため、メラニンも薄くなり、白髪が生えてきます。
後頭部より生え際や頭頂部のほうが白髪の量が多いのはそのためです。
髪の伸びも遅くなります。
エイジングによるツヤと潤いの低下を遅らせるには、頭皮のケアから始める事が大切です。
まずは、毎日自分の頭皮を触ってあげることからはじめるといいですね。
そうすると、体調のいい日を悪い日では、頭皮の固さやコンディションが違う事がわかってくると思います。
ぜひ、試してみてください。
頭皮については今後のコラムにもどんどん書いていきたいと思いますので、ぜひ読んでくださいね。
それから、サリに来た際は、ぜひ、スタッフにお気軽にご質問くださいね。
心をこめてお答えさせていただきます