申込者の様々な属性
自営業がサラ金会社からお金を借りるには
自営業者がサラ金会社からお金を借り入れる方法は、普通に会社で働いてる人と変わらず、申し込みをして、審査をしてもらいます。但し、一般的に自営業をしている人は審査に通りづらいと言われています。
自営業をやっていて、サラ金会社からお金を借り入れる際は、最低でも事業開始から2年程度経過している必要があるでしょう。
自分で事業を初めてから2年未満でも申し込むことは可能ですが、審査に落ちてしまう可能性が高くなりますので、審査に通る可能性を高くしたいのであれば、開業してから2年以上経ってから申し込みをするのがおすすめです。
必要書類においても少し変わってきます。
会社で働いてる人なら、50万円以上の借り入れで収入証明書を提示しなければならないことが多いのですが、自営業をやっている人は、50万円以下の借り入れでも収入証明書を提示しなければいけない場合があります。
このときに提示する書類は、源泉徴収や給与明細がないので、確定申告の写しになります。
収入が年金のみの者がサラ金会社からお金を借りるには
年金受給者がサラ金会社からお金を借り入れするのは難しいでしょう。その理由にサラ金会社の申し込み条件に年齢があります。
65歳までの申し込みや69歳までの申し込みと明記されていることが多くあります。
つまり、年金受給者はこれに該当することがほとんどですので、年齢制限を受けずに年金を受給されているなら審査に通る可能性もあります。
年金を収入と捉えない金融業者もいるので、可能性は狭くなります。
サラ金ではないのですが、年金担保貸付事業をやっている医療法人団体もあります。
名前の通りですが、年金を担保にお金を借り入れすることができますが、借り入れできる金額はサラ金会社よりは少なめに設定されています。
多くのサラ金会社が年金受給者にお金を貸し付けしない理由は、返済する前に亡くなってしまう可能性が年数とともに高くなっていくからです。
専業主婦がサラ金からお金を借りるには
家計のやりくりは主婦である奥様が担っているご家庭が多いのではないでしょうか。ご主人の給料がなかなか増えないのに物価がだんだん上がっていく傾向が続き、毎月の家計が苦しいというケースは多いといわれています。
お仕事を持っていない専業主婦でもサラ金からお金を借りることは可能なのでしょうか。
専業主婦の借り入れは、サラ金の審査の基準の違いにより違いがあります。
パートなどで一定の就労があれば借り入れできる金融機関や、仕事を持っているご主人の同意書が必要な金融機関など、借り入れに必要な手続きはサラ金によって異なります。
サラ金側からしてみてば、貸したお金をきちんと返済できる能力があるかどうかを、毎月の収入から判断して審査の基準にしているということになります。
パート・アルバイトなどの仕事をしていない専業主婦は、サラ金系はだめですが、銀行系は審査可能となります。
これは、前者が総量規制の対象となっており、後者はなっていないためです。
総量規制対象外の銀行系であれば、旦那の収入や属性により、専業主婦だが貸出可能という審査結果もありえます。
サラ金は生活保護者を対象にしているの?
生活保護者でも近頃の消費税の増加や物価の上昇によりお金に困る機会が少なくありません。しかし、実際のところ生活保護受給者は身寄りのない人を前提に給付するシステムですから、身内に頼ることはできません。
だからといって国は生活保護の給付をしている訳で、助けを求めたところで対応はしてくれないでしょう。
そんな際に思い付く先がサラ金です。
サラ金はフリーローンで、使用用途が定まっていません。
教育ローンや自動車ローンのようにその為にお金を使用する必要はないのです。
もしも今現在生活に困っている生活保護者がサラ金を利用できれば、とても助かることでしょう。
しかし残念ながら、サラ金は生活保護者への借入を実施していません。
というのも貸付条件に、一定の安定した収入を持つ人に限るとありますし、会社への在籍確認があります。
生活保護者がお金を借入したことを市役所の福祉課に判明した場合、受給停止の可能性があります。
外国人がサラ金会社からお金を借りるには
外国人の方が日本でサラ金会社からお金を借り入れする為には、色々と条件がありますが可能です。まず旅行などで来ている短期滞在者の外国人の方は借り入れすることはできません。
借り入れできる外国人の方は、中期から長期滞在者の外国人の方になります。
具体的には、在留カードまたは特別永住者証明書が必要になります。
次に当然ですが、安定した収入があること。
そして日本語を理解する力があること。
最後に在留資格の有効期限が重要になります。
在留資格の有効期限が少ないと、借り入れしても返済するのに十分な期間をとることが出来ないため、審査に落ちてしまう可能性が大きくなります。
借り入れする金額にもよりますが、最低でも2年は欲しいところでしょう。
日本人でも同じですが、就業期間が1年未満だと審査に落ちる可能性が大きいので、外国人の方も同様に、就業期間が1年未満だと審査で落ちてしまう可能性が高くなります。ダウンロード
これらの条件を満たせば、審査は日本人と同様に行われます。
自己破産後、消費者金融から借入できるの?
自己破産をすると官報に掲載されることになります。さらに信用情報機関にも自己破産の記録は最長10年間保存されますので、この事実は、消費者金融やクレジット会社、あるいは銀行などには審査の際に確認されてしまいます。
従って、通常の場合には、自己破産後、10年間は消費者金融やクレジットカードは利用できないということになります。
よく混同されるのが、5~7年でカードローンやクレジットカードが利用できるようになるといわれることですが、これは、延滞や債務整理などの金融事故の場合の話であって、自己破産の場合には前述のように10年間は辛抱ということです。
もちろん、免責となった金融機関では、10年を超えても自社記録として残すでしょうからその場合にもカードは利用できません。
自己破産後10年が経過したら、信用情報から記録が削除されていることを確認し、以前に利用したことのない業者さんに申し込むことが適切であるといえます。
審査が甘いか厳しいかということではなく、自己破産をしたという事実を知られないことが重要です。
多重債務の解消に有効なおまとめローン
おまとめローンが最も効力を発揮するのは、サラ金からの多重債務状態を解消するケースです。サラ金からの借り入れが1か所でなく、小口で複数の借り入れがある場合、月々の返済が重なり、それが家計を圧迫したり、返済の遅れを解消しようと、また別のサラ金から借り入れて返済に充てるということを繰り返します。
すると利息に利息が上乗せされる形になり、いわゆる雪だるま式の借金の増加、という状況になります。
こうなると、返済するものを支払った後、生活費が足りないので、また、サラ金から借りて賄う、といったことにも陥りやすいのです。
そうなると、正に自転車操業で、一旦こういう状況になつてしまえば、なかなか解消することはできません。
こうした場合、おまとめローンで、債務を一本化すると、月々の返済額は小さくできたり、返済期間を短縮することができます。
うまく活用するには、金利の低いところから一括して借り入れて、サラ金の残金をすべて一括払いで返済し、その後、新たに借り入れたところへ、分割で月々返済していく、という形になります。
おまとめローンを活用する上で大事なことは、一括返済できる金額を借りることができるかと、新たに借り入れる先と今まで借りていたところとの金利差、そして、返済の期間です。