為替介入「いつでもやる用意ある」、介入報道は否定-神田財務官 | 韓国の森3

韓国の森3

2014~2024~

 

 

 

為替介入を「いつでもやる用意がある」と述べた。「極端に言えば、明日やるかもしれないし、あさってやるかもしれないし、必要があればいつでも適切な行動をとる」

 

これは実のところ債務、日本を非常に厳しい状況に追い込みつつある過剰な債務に関わる問題だ。多くの債務を抱えていても、中央銀行を使って金利を低く抑えることができる。日本はそうしてきたし、欧州もそうしてきた。しかし、それが招いた結果が今ここにある」

 

「日銀は10年国債利回り上昇を容認し、引き締めに動くべきであり、そうすれば(政府・日銀による)介入はより効果的になるだろう。欠けているのはそれだ」

 

「それは完全に自ら招いた結果だ。債務を減らす積極的意思を欠いている。先進国の財政余力に制限がないという説に疑問を投げ掛ける点で、これは興味深い」

 

 

昔は有事の円買いと言われたものですが、今は戦争があるにも拘わらず円高傾向はありません。金は上がっています。地政学的には日本円は好ましい資産のはずですが。 一言で言えば円は魅力のない資産になったのでしょう。長期的に見れば無成長の一方、社会保障費増大で経常収支、財政赤字は拡大の一途。日本でだけ使われる通貨の地位が日本の国際的プレゼンスの低下と共にどうなるかは明らかでしょう。需要が減れば需給の法則によりその通貨は安くなります。無論、為替相場はどれか一つの要因で決まるものではなく、利率、インフレ率、国際収支、政策変更、政治の安定性、国際情勢、市場の心理等の要因が複雑に絡み合って決まることは言うまでもないことですが。 金利を上げればと言っても、元々なぜ異次元緩和などということをしていたかを考えれば、そこだけいじっても全体として整合性が保たれないでしょう。進むも地獄、引くも地獄になっていると思います。

 

まさに核心を突いた発言。今起きている円安は日本政府が抱えている過剰債務問題で、日本国債バブルを必死に買い支えして守ろうとする政府・日銀に対し日米金利差に乗じて米国を中心としたヘッジファンド、金融機関が円売りで攻撃を仕掛けてきていて、それに個人投資家も加わってきている状態。日銀が政策転換してかなりの金利上昇を容認するまで終わらない。しかし長期金利が1%上昇すれば国債費に対し将来的に8兆円以上の金利負担が増すと試算されていて欧米並みに金利が上昇しようものなら国家財政は立ちゆかなくなる。普通の国のような金利上昇を受け入れるためには税制を含めた大変な痛みを伴う構造改革が必要だ。しかし日本政府や日本国民にそのようなことを受け入れる意思があるとは今のところ全く見受けられない。円安が更に進みようやく多くの日本人が根本原因を意識するようになり議論が始まるのだろうか

 

 

一応、神田さんはまだマトモな人だと思ってるんだけど

効かなくなった口先介入ばっかりやってるとやっぱり馬鹿に見えてきますね