新刊のお知らせ(2016.8) DVシェルターの女たち | トラウマ日曜洋画劇場

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レンタルDVDもインターネットもなかったあの頃。インドア派の少年たちがオタクとかヒキコモリといった言葉で安易に総括されてしまうこともなかったあの時代。昭和キッズは夜な夜なテレビで放送される洋画番組をめちゃくちゃ楽しみにしていた……

DVシェルターの女
友人女性がPTSDと闘いながら2年がかりで書き上げたトラウマ体験告白本です。ふだん表に出てくることがないDVシェルター内部の裏事情が、なまなましく語られています。バイオレンスな映画ばかり見ていると神経がマヒしがち。現実に起こっている暴力の実態を知っておくことも大切かも。


『DVシェルターの女たち』 春日野晴子(著) 

彩図社文庫 (発売日2016/8/17)  ¥669

<Amazon内容紹介>
DVシェルターとは、配偶者や恋人などによる暴力(ドメスティック・バイオレンス=DV)を受けた女性が身を寄せる、現代の駆け込み寺のような場所だ。DVが世間で認知されるようになり、シェルターの存在も知られるようになってきたが、その内部がどのようになっているのかは、ほとんど明かされていない。本書は憧れの結婚生活から一転、夫による激しい暴力に苦しめられたひとりの女性が、夫から逃れ、DVシェルターに入所し、DV被害から再生をする過程を描いたノンフィクションである。