世の中、みんなお金持ち。
こんなに金利が高くて、不動産バブルでも、
みんな家を買いたいんですね。
お隣のお家は、亡くなったオーナーのおばあさんが、
リバースモーゲージを組んでいたため、
借金を返す期日が決まっています。
なので、家を期限内に売却しないと、
モーゲージ会社に、取られてしまいます。
だから、不動産サイトに掲載したと同時に、
オープンハウスも設定。
そのオープンハウスも今週末なのですが、
その前に、早速内覧が入っていて、
本日も内覧ツアーがあるようです。
知り合いの不動産屋さんがいうには、
内覧に来るお客さんは、9割がインド人か中国人。
高学歴、高収入はインド人、中国人ですからね。
そうなりますよね。
昨日見に来た人も、インド人夫婦。
そして、びっくりしたのが、
今朝内覧していたのは、左隣の香港人。
うちを挟んで両脇に住むつもりなんだろうか?
(それともただの冷やかし?)
学校のレベルも今は並み程度だけど、
これだけ教育熱心なインド人、中国人が増えれば、
いやでも学校のレベルは上がるでしょう。
もしかして、押さえておくべき穴場エリアなのかも。
(一昨日も、「家売らない?」って営業の人が回ってたし。)
ひと昔は、アメリカの不動産なんて、
ほんと簡単に買えたんですよね。
アメリカ人は人生で3回家を買い替える、と言われるほど、
家の住み替えも簡単だったし、
郊外にサマーハウスだって安くで買えたし。
とんでもねー。
市場価値が落ちないのはありがたいけど、
今は上昇率が凄すぎて、手が出せない。
カリフォルニアに比べたら、
かわいいもんでしょうけどね。
隣の家が52万ドルで売りに出しているけど、
普通なら、
「こんなボロ家にこの金額!?」
と思うところが、
他が高すぎて、
「意外とお買い得?」
とうっかり思わされてしまうところがあります。
(どんなに小さくても、新築は1ミリオンスタート。
でも売れていきます。)
お隣の家は敷地が小さめ。
そこそこ土地があるところは、
業者が買っていきます。
多少高く買い取っても、
取り壊して2世帯に建て直せば、
十分に益が出る。
でも、敷地に目一杯家を建てるので、
ほとんど庭ができない。
日本の家の庭に近い感じ。
タウンもタウンで、
建物の面積の広い、新築の家、ということで、
固定資産税も4倍入ってくるので、
文句も言わない。
お隣の敷地だと、2世帯を建てるにはちょっと小さい。
そして、微妙に使い勝手が悪いので、
業者がフリップ(短期でリノベーションして転売する)を仕掛けるには、
利益の出ないやりにくい家。
たぶん、業者は買わないでしょう。
なので、築1915年の古い家で、
いろいろ手直しが必要だけど、
庭付き一戸建てが安く手に入る、
まあまあな物件なのかも。
でも今時、庭付き一戸建てなんて流行らないのか、
コンドミニアム(マンション)の方が動きがいい。
安いから手が届きやすいし、
雪かきしなくていいし、色々便利。
でも、よーく見てみると、固定資産税も高いし、
月々の管理費が高い。
月1500ドルの管理費って何だ?
家賃?
手が滑って、0一つ多くつけちゃったとか?
一体みんないくら稼いでるんでしょうか。
ローンに振り回される人生って、なんかおかしいと思うけど、
住むところってほんと悩ましい。