生後3週間の赤ちゃんが吐き戻しを繰り返していました。

 

噴水のように吐き戻し、

鼻からも大量に吹き出し、

拭いても拭いても繰り返す吐き戻し…。

 

ママは、産院で教わった通りの授乳方法で、

3時間ごとに母乳を飲ませたあとに80ml の粉ミルクを飲ませていました。

 

吐き戻しが心配で産院を受診したところ、

医師からは、

ミルクの量が少なくて吐き戻しているから、1回80mlでは少ない。もっと飲ませるように。

吐き戻すのは幽門狭窄症の可能性がある。紹介状を書くので総合病院へ行ってください。

 

そう言われたそうです。

 

ママは連日「幽門狭窄症」について検索し続けました。

そして、言われた通りにミルクの量を増やしたところ、吐き戻しはどんどん悪化。

 

24時間ずっと吐き戻しを確認する生活に疲れ、いつも泣いて過ごしていたそうです。

 

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※記事とお写真は関係ありません

 

そんなタイミングで、さら助産院へお越しになりました。

ご近所の方が「赤ちゃんのことなら、さら助産院へ行くといいよ」と紹介くださったのだそうです。

 

ママの承諾を得て、このお子さんのことを詳しく書きます。

 

生まれた体重 3866g。 

退院日の体重 3790g。

助産院初来院の体重(3週間)4880g。

 

このように、すくすくと育っていることがわかります。

 

つまり、

そもそもミルクを増やす必要はなく、

逆にミルクが多くて吐き戻していたのです。

 

そこで、ミルクを減らすようにお伝えしました。

 

ママは

「ミルクを飲ませないと悪化するのでは」

「おなかがすいていたらどうしよう」

「幽門狭窄症かもしれない」…

 

ミルクを減らしてもいいのかと心配していました。

 

それもそうですよね。

産後まもないデリケートな時期に

「幽門狭窄症の疑いがあるから大きな病院で検査するように」と言われたのですから。

 

そんなママの心配に反し、

ミルクを減らしてからは吐き戻すことが減りました。

お腹の張りも減り「抱っこしやすくなった」と感じるように。

 

これで万事解決になるかと思いきや、産院からの洗礼はまだ続きます。

 

1か月健診で、再び医師から言われた言葉は、

「水分不足だからミルクを増やすように」。

 

1か月健診の体重 5150g。

 

ママは混乱しました。

しかし、ミルクを減らした後の方がうまくいく実感があったため、そのままミルクを減らし続けました。

 

すると次第に「ミルクを飲ませたいタイミングが減った」と感じるようになったそうです。

 

そして、

2か月21日 5575g

 

とっても順調です。

この時点でミルクは飲ませていません。

母乳だけで順調に育っています。

 

しかし、ママは「まだ不安になることがある」そうです。

産後のデリケートな時期に「病気かもしれないと言われた不安」はなかなか消えません。

 

この方のように「とにかくミルクを増やせばいい」という方針で、母乳について詳しくない医師は少なくないのが現状です(残念ながら)。

ミルクを減らせばいいだけなのに、そう教えてくれないのです。

 

なかには「ミルクは飲みたがるだけ飲ませればいい」と言う医師もいます。

 

ミルクを飲ませた方がいいのかは、助産院へお越しになる赤ちゃんの体に触れれば分かります。飲み過ぎの赤ちゃんに触れると、おなかが張って苦しそうなサインを出しています。

 

言葉を話すことができない赤ちゃん。

気になることがあったら、母乳に詳しい医師や助産師に相談してくださいね。

 

ミルクの飲み過ぎについての記事やYouTubeもご参考に。

 

 

 

 

 

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