こんにちはー!毎度の事ながらお久しぶりです。
昨晩ユニバーサルソルジャーの黙示録を観ていたく憤慨したgiselleです。
そのかわりに凄く可愛い映画にも出会って心が救われたので書きたいと思います(笑)
「3人の逃亡者」1989年公開のちょっと古めのコメディ映画です。監督のフランシス・ヴェベールが、過去にフランス映画として作ったものをアメリカ向けにセルフリメイクしたものです。
なんかこの…70年代後半~90年ぐらいまでの映画っていいですよね…人間味があって一番好きです。
ワシントンの刑務所での刑期を終え、5年ぶりに出所したルーカス(ニック・ノルティ)。まともな仕事を探して堅気になると決めたルーカスは、馴染みの刑事に送ってもらい、口座を作る為街の銀行へと向かう。
手続きを進めていると、そこへ銃を持った男がやってきて、不運にも銀行強盗に巻き込まれてしまう。面倒に思いながらも他の人質達と一緒に大人しくしていたルーカスだったが、犯人がどうにもマヌケすぎて一向に強盗作業が進まない。
そうしている間に銀行は警察に包囲され、追い詰められた犯人が逃走用の人質に選んだのは、よりによって"元強盗犯"のルーカスだった……
元銀行強盗の常習犯で強盗としてのスキルが非常に高いルーカス、訳あって今回初めて銀行強盗に及んだペリー(マーティン・ショート)、そしてそのペリーの幼い娘メル(サラ=ローランド・ドロフ)という、主にこの3人が笑いあり涙ありでドタバタ進んでいくストーリーなのですが、この映画の、笑えるシーンの来るタイミングが非常に絶妙で素晴らしいです。
本っ当に観ていて丁度の心地よいテンポ。
それでいてその笑いのセンスがとてもお洒落というか、品がありながら楽しく笑えるコメディなんです。そして時にはちょっと泣きそうになる暖かいシーンもあり、観終わった時になんだか何ともいえない…切ないような嬉しいような気分になります。
見処は…といわれたら沢山あるのですが、とにかく娘のメル役のサラがヤバイ位可愛いんです。
何このお人形みたいな子ーーー!!?(゜Д゜*)
ってなります。
別に容姿だけが可愛いという訳ではなくて、所作や話し方、物言いたげな目など、本当に全てがまるで「可愛い」と言われる為に生まれてきたんじゃないかって言うような子でした。
意図ある可愛さでなく、本来の可愛さをそのまま生かしたような感じ。鑑賞中思わず何回も「可愛い~…!」って顔が緩んでしまいました(笑)
そしてそんな超可愛いサラ演じるメルの、その裏のない純粋さが、彼女と出会ったルーカスの荒んでいた心をドロッドロに溶かしてしまうのです。
"元犯罪者の男&小さな女の子"っていう、こういう話いいですよね。
giselleだけかもしれませんが、"大きな男と少女"や、"犯罪者と小さい子供" "殺人鬼と子供"といった組み合わせって何故こんなに可愛いんてしょうか…?
完全ノックアウトです。(笑)
大きくてガタイのいいルーカスが、小さな女の子の一挙一動に振り回されているっていうのが可愛い過ぎてきゅんきゅんします!
怪我をしたルーカスに、メルが寄り添って眠るシーンは、本当床転がりたくなる位ときめきますよ。
giselleのオススメシーンです。
実はgiselleこれまであまりニック・ノルティが好きじゃない感じだったんですが、この映画のノルティが本当に良くて、今回彼の印象が一気に上がりました。
ノルティはあまり男前なタイプではないけれど、よく見ると瞳の色がとても良い俳優です!マックイーンの矢車草の瞳は多くの女性を虜にしたそうですが、ノルティの深い緑色の瞳も中々に良いなーと思ってしまいました。
やっぱり俳優にとって目って重要ですね…しみじみ思いました。
そしてマヌケなお父さんペリー役のマーティン・ショートですが、彼の出るコメディ映画はどれも本当に楽しくて好きです。この人のちょっとクセのある顔で、奇抜なキャラや変人役をやると凄く面白いんですよ(笑)偶然だと思うのですが、なんだかコメディ俳優として活躍している人って、"マーティン"という名が多い気がするのでちょっと不思議です。
そんなマーティン演じるペリーは、一言でいうと
"一生懸命なマヌケ"
って所でしょうか。奥さんを亡くしてから無気力なまま過ごしてきて、今は忘れ形見のメルだけが本当に大切な生き甲斐のペリー。だからメルの為なら何でもしようとするのだけれど、残念ながらそれらを実行するだけの行動力が無い為何ひとつ上手くいかないのです。
終いにはルーカスも呆れてしまう程のダメ親父ペリー(笑)
愚かでマヌケなペリーだけど、この、子供の幸せの為なら何でも…という必死さからの行動は、どうしても憎めないものだなぁと思いました。何故なら「親」であることをを放棄していないから。世の子を持つ親は皆、子に対してペリーのような必死さは少なからず持っていてほしいですね。少なくとも、親に愛されないという事よりずっと幸せな筈です。
メルはおそらく幸せな子供ですね。
そしてそれを心の何処かで感じたであろうルーカスもまた、このやっかいな面倒事に巻き込まれていきながらも、それがこの先の彼にとっての不幸ではない事に、徐々に気づいてくるのかもしれません。
不器用ながらも、一生懸命な親の愛情を受けて育っている子供と、施設で育ったという孤独な男が出会ったら一体どんな事が起こるのか……
人の、自分以外の者に向ける感情の変化や、それによってまた変えられていく自分自身の生き方など、最後まで人の持つ心の暖かさが感じられるとても良い映画です。
自分にとっての隣人が、どんな人で、どれ程自分の人生に影響しているのかを考えさせられる作品でした。
観ると、なんか自分のスレてすっっさんだ醜い心が少し洗われた気になりますよw爆 最近人間関係に疲れてる人なんか観てみるといいかもしれません。(笑)
オススメの映画です。
あ!あとあの星の王子様にも出てる黒人のおいちゃんが刑事役で出てきます。国際版中尾彬って感じで味があっていいですよw
興味が湧いたら是非御覧になってみてください。
久々の更新でしたが、まだ他にも書きかけて保存しているものがあと数個あります…
一向に進まない(゜∀゜)爆笑
「少年は残酷な弓を射る」本っ当に良い映画だったので更新がんばります。笑
それでは~

