手作り自然食とペットフード選びをお手伝いします♪
猫と犬の健康ごはんアドバイザー
ホリスティックケア・カウンセラーのＹｕｋｉです。
食べられるものは多い方が良い
手作り自然食では、
１食ですべての栄養を賄うことを目的としていません。
１食１食は「シンプルイズベスト」です。
それは、「食べ物」のゴールが食べることではなく
「消化・吸収」だから。
いくら体に良い物をたくさん食べても
いくら栄養がたっぷりの食事でも
「消化・吸収」されないまま排泄されてしまったら
意味がないと思いませんか？
手作り自然食では
１～２週間の中でいろいろな食材を用いることで
栄養の不足を補うような食べ方をします。
毎日食べた方が良い食材
毎日食べても良い食材
週に１～２回は食べた方が良い食材
週に１～２回食べれば栄養を摂れる食材
これらを組み合わせて献立を立てています。
だから、ペットフードを食べなくても
犬や猫たちが栄養不足になることはないし
ペットフードでは決して摂ることができない
様々な栄養素を摂ってもらうことができます。
鹿肉とカンガルー肉しか食べられるお肉がありません（涙）
これは、「自然食コース」第１回を受講したときの
手作り食歴２年ちょっと
手作り自然食歴２年のYukiさんのお悩みです。
うちのにゃんは
手作り食を始めて、様々な食材に挑戦してきました。
正直、ペットフードを食べていてアレルギーらしきものは
うちの子にはないと思っていました。
ところが
手作り自然食では、非常にお役立ちの食材
「卵」を食べたときに
食後にお水を大量に飲み、
食後に元気がなくなり
便が崩れる
吐出もする
生でも加熱しても同じでした。
この子は、卵がダメなんだ…！
その現実を受け入れるまで複数回食べさせてしまいました。
だって卵は総合栄養食なんだもん！
身体に良い物を食べてほしい飼い主のジレンマですね。
ごめん。
でも、食後のうちのこの様子を見ていて
ｌこの現実を受け入れざるを得ないことが分かりました。
次に、最初は喜んで食べていた鶏肉も
だんだん便が崩れるようになってきました。
最初は食べていたうずら、エミューなども
だんだん食べなくなって…
ダチョウは最初から食べなかった。
鶏肉はフリーズドライのものだけを
たまにおやつとしては喜ぶものの
１食分を補うほどは食べなくなりました。
せっかくの手作り自然食なので
食べないものを無理やり食べさせることは
しないようにしています。
食べた後、どうせ吐出したり便が崩れたりするので
彼らの「食べない」を信頼した方が、自分も楽なのです。（涙）
…というわけで鳥類全般が
イマイチ苦手になっていたことがわかり
他の食材を試しました。
食べられるお肉の種類は、多い方が良い
鳥類全般が得意ではないことが分かりました。
ウサギ
鹿、馬、カンガルー、羊、牛、ワニ…
を試した結果
食べてくれるのが
鹿、馬、カンガルーの３種
そのうち、馬肉も長年毎日のように食べてきたせいか
あまり便の調子が良くなく、
鹿とカンガルーだけになってしまいました。
「２種類のお肉をヘビロテする現状は
どうなんでしょうか。」
小野先生に相談したところ、
やはり２種類では１種類がダメになってしまった時に
１種類だけではいずれアレルギーを発症してしまうかもしれない。
食べられるものがなくなってしまうので
お肉の種類を増やした方が良いとアドバイスをもらいました。
食べないお肉を食べてもらうには
皆さんなら
うちのこが食べないものを食べさせたかったら
何をしますか？
私は
お肉の購入元を変えてみたんです。
ちょうど、猫砂やおやつを購入するタイミングだったので
今まで購入したことがない馬肉を購入してみました。
今までは国産の、食肉用の馬肉を購入してきたのですが
半ばヤケになっていたこともあって
カナダ産の馬肉をどうなの？と思いながら購入しました。
50ｇずつパックになっていて
失敗してもいいかという思いでした。
解凍すると
あれ、良い色をしている。臭みもない。
なんかおいしそう。
出してみると…
食べた。
一時期イマイチだった馬肉を食べたんです。
もともと好きだったお肉なので
鮮度が良かったのか？産地が良かったのか？
今まで内臓入りイマイチだったのに
食べた後もご機嫌。
一度ダメだと思ったお肉も
久々で、そして購入元を変えることで食べてくれることもあるんだと
嬉しい誤算でした。
全ての子に当てはまるとは思わないし
ダメなものはダメだと思うんですよ。
でも、特に手作り食初期に食べなかった食材も
１年とか過ぎた頃に
購入元が変わると食べることもあるということが分かりました。
もう一つ、食べない肉を食べる秘策があるのですが
これは手作り自然食の基本を無視して
健康よりも食べる肉を増やすことを優先した食べ方なので
もしお困りの方がおられましたら
直接ご確認くださいませ。
便が崩れる要因は、お肉のせいだけではない。
自然食コース第２回後
うちのごはんにもやはり不足しているものが
あることが分かりました。
胃酸の原料となり
胃酸のｐHを下げ
たんぱく質分解酵素を活性化させる
あのサプリメント（通販か（笑）
結構入れてるつもりだったけど
まだ足りないのか～！！！
いい加減それは何なんだと気になっている方はいらっしゃるでしょうか。
塩酸はHCL
入れているサプリメントはNaCL
自然塩ですね。
たんぱく質が多い食事をする猫は
人や犬よりも必要量は多いと考えます。
そして、
うちの場合は
食べる肉の種類によって
必要量が違うな、というのも感じています。
肉が合わなくて便が崩れているだけではなく
塩不足により消化不良を起こしている可能性もあります。
これは、飼い主さん自身が
うちのこの様子を見ながら適量を見つけるしかありません。
けれど、ペットフードには必要量の数倍の、
しかも単なる精製塩が多く入れられていることを思えば
手作り自然食で自然塩を多く入れても
問題がないことがわかります。
以前ペットフードから塩分量を計算したことがあります。
ドライフードの方が塩分量は多いです。
今は「猫ちゃんの健康を考えて塩分を減らしました」なんて書いているフードがあります。
塩分を減らしたからには、下痢を防ぐために
大切なたんぱく質を減らされている可能性があります。
それじゃあ、本末転倒なのですが
ペットフードってそういうものなのです。
猫用品で精製塩が多いのは
人気があるちゅー○ですね。
塩分って体に悪いんでしょ？
そうおっしゃるのならそのち○ーるを舐めてみてください。
お味噌汁よりずっとしょっぱいですよ。
魚系のフードもスゴイ塩分量ですね。
猫の食いつきが良いとしたら
単に濃い味に慣れてしまっているだけかもしれません。
身体に悪いのは塩だけではありません。
ナトリウムは動物が生きるために必要なミネラルです。
本当の意味で何が必要で
何が余計なのか
見分けられるようになるには
やっぱり「知識を身に着ける」ことしか
ないと私は思っています。
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