こんにちは。
今日もお越しくださってありがとうございます。
札幌で、個人契約のプロ家庭教師、
メンターとして活動させていただいています
わたなべと申します。
前回お話しした通り(記事:「まいにちの取り組み(1)―よく見るということ」)、
今回、次回を含む三つの記事で、
僕が普段どのように取り組んでいるかをご紹介させていただいています
もちろん、それぞれの家庭教師の方によって
さまざまなやり方があると思いますので、
これはあくまで僕個人の最近のやり方ということになります。
それでは、さっそく、
(2)よく聴くということ
前回の「よく見るということ」と似ているのですが、
今度は、お子さんたちのお話によく耳を傾けるということです。
塾や家庭教師で小どもたちと勉強しているとき、
その科目の内容の話をしているのはもちろんですけど、
勉強とは全然関係のないところへお話が波及することもよくあります。
こんなとき、授業の時間は限られているので、
なるべくたくさん勉強してもらいたいという気持ちから、
関係のない話は早めに切り上げてしまおうかとも思ったりします。
お子さんをお持ちの方なら、家族で出かける準備をしているときに、
ずっと関係のないゲームや漫画の話をしていなかなか進まず、
電車に乗り遅れるかもしれない、みたいな場面の気持ちでしょうか。
電車に乗り遅れるのはかなりダメージなので、また少し対応は変わると思いますが、
勉強の場面では、実は小どもたちのお話をなるべく遮らない方が良いらしいということを発見しました。
(真相はわかりませんよ笑)
たしかに一見、時間の無駄なのです。
でも、お子さんたちは、友人同士でいろいろおしゃべりするだけじゃなく、
お家のひととたくさん話すだけじゃなく、
また別な位置にいるひととお話しすることもけっこう求めているような気がします。
なので、話したがっている内容を遮って勉強に戻ってもらうより、
そのお話にゆっくりじっくり耳を傾けてあげると、
ある意味で何かが満たされて、自分から勉強に向かい始めるということがよく起こります(^^♪
ゲームやテレビ番組や、事件やそのお子さんの見解や、
演劇や機械工学とか(ラジオを分解したとか?)、
スマホの使い方やら部活のこと、好きなひとがいるとかの話(こちらにも尋ねてきます笑)、
学校の先生のすごいところや嫌なところ、
……ここに書ききれないほどたくさん、多岐にわたります
恥ずかしながら、僕はさほど世の中の状況に詳しい方ではないので、
小どもたちがその目や耳で感じたこと、考えたことを教えてくれるのは、
すごくありがたいです。
それもあって、僕の方もなんだかんだいろいろ尋ねてしまうのです(^^♪
情報が入ってくるというだけでなく、彼らがどんな目線で、
いまの自分たちや社会を眺めているかも伝わってきますし。
こんな風に、いろいろお子さんが話してくれるのを聴くうちに、
僕の方でもそのお子さんの人となりがよくわかってきて、
さらに一緒におしゃべりがしやすくなる、というような循環もある気がします。
僕としては、その循環の中で勉強もくるくると進めていけたら
理想的だな~と感じているところです
(勉強のお話を特別視しない、という言い方もできるかもしれませんね。)
どこか参考になる部分があれば幸いです。
今日もお読みくださってありがとうございました。
わたなべ