学校でも塾でもきっと多くの先生方は、授業で教えたことを定着させるために宿題を出すはずです。
私も教えた内容を問題演習でしっかり確認してもらうために、宿題を出しています。
決して教え子をイジメるために出しているわけではありません(笑)。
宿題を通して、自分の「わかるところ」「わからないところ」を確認して欲しい。
宿題を通して、「わからないところ」を調べたり考えたりして、自主的な勉強方法を身に付けて欲しい。
そういった願いを込めて出しています。
ただ、教える側のこの思いは多くの生徒にはなかなか伝わらないものですね。
私 「ここ、空欄だらけだけどどうして?」
生徒「全く解りませんでした!」
私 「何が解らなかったの?」
生徒「解き方を忘れちゃいました!」
私 「教科書に解き方書いてるよ」
生徒「教科書は学校に置いてあるんで」
こういった会話、今まで何度繰り返してきたかわかりません(笑)。
自分のわかる部分だけを埋めて、ちょっとでも解らないところは空欄のまま。「あとは教えてもらえばいいや」といった感じ。
こういった「やりっぱなし」の勉強をしている生徒、世の中にはたくさんいます。
しかもこういった生徒って何度注意しても、直らないケースがほとんどです。
まあ、まったく手をつけないよりは幾分マシですが、こういった「やりっぱない」の勉強をしている限り、学力の向上は期待できませんね。
こういった子は勉強の内容以前に、勉強に対する姿勢をもう一度見直す必要があるのではないでしょうか?
「苦しむ手間」を省いて得た知識はあくまでその場限りのものであって、自分の身になることはありません。
定期テスト前はあれほど焦っていたのに、終わった後はその見直しすらしない。
受験生になって模試をたくさん受けているのに、結果に一喜一憂するだけで復習は全くしていない。
お子さんの勉強、そういった「やりっぱなし」の状態になっていませんか?
これではテストを受けた意味、なくなりますよね。
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