お互い様 | 札幌の家庭教師 学びの森通信

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札幌でプロ家庭教師をしています。
家庭教師歴26年になります。

贔屓のチームの逆転サヨナラ勝ちはファンにとってはこの上ない喜びです。

 

でもその逆の逆転サヨナラ負けはこの上ない悲しみです(笑)。

 

自分にとっての「この上ない喜び」は相手チームのファンにとっては「この上ない悲しみ」。

 

立場が変われば、モノの見え方は180度変わるものですよね。

 

世の中は誰かが得をすれば、同時に誰かが損をするしくみになっています。

 

誰もが同時に得をすることなんてあり得ません。

 

自分の成績が上がったということは、他の誰かの成績が下がったということ。

 

自分が何かで儲けたということは、どこかで他の誰かが損をしたということ。

 

だからこそ逆の立場、つまり相手の立場で物事を見ることも大切なんだと思います。

 

自分だって間違うことがあるという自覚があるからこそ、相手の間違いにも寛容になれます。

 

逆に自分を完璧な人間だと勘違いしていると、相手に理不尽な要求をするようになります。

 

「モンスターペアレンツ」という言葉が出始めて、どれくらい経つでしょうか。

 

最近はカスタマーハラスメント、略して「カスハラ」という言葉が大きな話題となっています。

 

いずれも相手の立場を理解しない、あるいはしようともしない人たちのなせる業といったところでしょうか。

 

それとも、それだけストレスを抱えている人が多くなっているということなんでしょうか。

 

まあ、スマホの普及も決して無関係ではなさそうですね。

 

私も聖人君子ではありませんので、確かに一時的にカッとくることはあります。

 

宿題をしない、勉強をしない教え子にイラっとくることはしょっちゅうです。

 

でも、この子たちがいなければ、自分は食べていけないというのが私の弱点でもあります(笑)。

 

人間関係はいつも「お互い様」で成り立っているということ、忘れてはいけませんね。

 

そういう意味では、親子の関係も「お互い様」です。

 

「親の心子知らず」という言葉がありますが、これは当たり前のことなんです。

 

だって子供は親になった経験はないんですから。ですから、子供にそれを求めるのは間違いなんです。

 

でも、子供だった経験を持たない親はいません。

 

だから問題なのは、むしろ「子の心親知らず」となったときではないでしょうか。

 

親も先生も、子供に対して理不尽な要求をしていないかどうか、常に意識することも必要かもしれませんね。

 

「自分は誰にも迷惑をかけていない」と言っている人ほど迷惑な人はいません。

 

同様に「我が子のことは自分が一番わかっている」と言っている親ほど、子供の気持ちを理解していないと言いますからね(笑)。

 

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