親心 | 札幌の家庭教師 学びの森通信

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札幌でプロ家庭教師をしています。
家庭教師歴26年になります。

「かわいい子には旅をさせよ」という言葉がありますが、「自分の息子(娘)にだけはあまり苦労をさせたくない」というのが「親心」というものではないでしょうか。

私の母も例外ではありません。

 

自分の苦労話はいやというほど聞かされてきましたが、私に対しては今思えば、ずいぶんと甘かったような気がします。
 

自分が自営業で苦労してきた分、息子の私には安定した職業に就いて欲しかったようで、ことあるごとに「サラリーマンが一番」とよく口にしていました。

 

でも、あまのじゃくの私は、そう言われれば言われるほど、なぜか逆の道を進みたくなってしまうんです(笑)。

 

親の願いもむなしく、私はサラリーマンの道をあっけなく捨て、職種は違えど親と同じ道を歩んでおります。

 

ホント、親不孝の私です(笑)。

若い頃は私も血気盛んだったため、母とはよくぶつかりました。

 

「なんでそんなことを言うんだろう?」

「なんで分かってくれないんだろう?」

 

でも、今になればよくわかります。
 

それが「親心」だったということが。

自分が選んだ道を後悔しているわけではありませんが、「子供には同じ苦労を味わわせたくない」という母の気持ちもよく理解できるようになりました。

 

やはりある程度の年齢に達してそれなりの経験を積まなければ、「親心」なんて理解できないのかもしれませんね。

 

私には子供はいませんが、もしいたとしたら、やはり我が子には自分と同じ道を歩ませたいとは思いませんから(笑)。

 

今日は母の日でしたね。

 

中学校卒業と同時に実家を離れ、大人になってからも仕事を優先してきてしまったため、母にはずいぶんと寂しい思いをさせてしまったと今さらながら反省しております。

 

このブログを読まれてきた方ならご存じかと思いますが、今年は新年早々、ちょっとヒヤッとする出来事もありました。

 

いろんな意味で、そろそろ覚悟しなければならない時期に差し掛かっているなという実感もあります。

 

「親孝行したいときに親はなし」という言葉もあります。

 

いまだろくに親孝行も出来ない情けない息子ですが、せめてこれ以上の心配はかけないよう今の自分に出来ることをしっかりやっていこうと思います。

 

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