「定期テストで○○点取りたい」
「○○高校(大学)に行きたい」
こういった目標を立てる生徒は多いですね。
「目標は高いほうがいい」と言われて育てられてきたせいか、いつもとんでもなく高い目標を掲げる生徒も結構います(笑)。
そしてそのためには、
「１日○時間勉強する！」
「１日○ページ進む」
といった計画を立てるのが普通でしょう。
もちろん、これ自体を否定するつもりはありません。
でもこうった場合、目標ばかりに目が行って、目的を見失っていることって多いのではないでしょうか。
勉強の目的とは言うまでもなく、「出来なかったものを出来るようにする」ことですよね。
〇時間勉強した後に、何が出来るようになりましたか？
〇ページ進んだ後に、何が出来るようになりましたか？
とりあえず終わらせることだけが目的になっていませんか？
「〇時間勉強する」といった目標は達成しても、「出来るようになる」といった目的を果たせていなければ、勉強した意味、ないですよね。
長年子供たちを見てきましたが、見かけの勉強時間は長いのに、この目的を見失っている生徒、あまりにも多いように感じています。
そもそも「○○高校(大学)に行く目的」って何でしょう？
そこをはっきりさせない限り、仮に〇〇高校(大学)に合格できたとしても、その後の学校生活はその子にとって厳しいものになるのではないでしょうか。
そう言えば、カロリーだけが高くて栄養分が空っぽの食材のことを「エンプティカロリー」というそうです。いわゆるジャンクフードってやつですね。
とりあえずその場しのぎの空腹を満たしてはくれますが、何の栄養にもなっていません。
そして「エンプティトーク」は無駄話です。
お子さんの勉強、「エンプティスタディ」になっていませんか？
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