今年のドラゴンズは例年に比べ、失策の数が群を抜いております。
もともと打撃の弱いチームなのに、これだけ失策が多いと上位に食い込めるわけありませんよね(笑)。
素人目から見ても、大事な場面でのミスがあまりにも多いように感じていました。
でも、これはある程度は仕方のないことだとも思っています。
なぜなら、今年のドラゴンズはメンバーが一新され、一軍での試合経験の少ない若手選手が多いから。
おそらく平均年齢は12球団の中で最も低いのではないでしょうか。
いくらプロといっても私たちと同じ人間。緊張した場面でのミスはつきものと言ってもいいでしょう。
もう10年以上のベテラン選手が同じことをすれば怠慢になりますが、若いうちのミスは経験。
きっとこの痛い経験を活かして、少しずつ強くなっていくのではないかとドラゴンズファンの私は信じております。
ただ、ここ最近は少し調子が上向いてきているようで、交流戦では何と横綱ソフトバンクを相手に敵地で勝ち越しました。今日も昨年の王者オリックス相手にサヨナラ勝ち。
借金返済にはまだまだほど遠いですが、きっと選手たちがこれまでのミスを糧に頑張ってきたことが、実を結び始めているのかもしれません。
立浪監督も選手としては一流でしたが監督としてはまだまだ「若手」。ああだこうだ文句を言うのではなく、温かい目で見守るのがドラゴンズファンの役割です(笑)。
子供たちのテストも一緒ですね。
答案用紙を見れば、私たち大人はどうしても子供たちのミスに目が行きます。
「何でこんなミスしたの?」
子供たちのミスを責めるのは簡単です。
でも、子供に限らず、人間、緊張状態にいたら誰でもミスをするのは当たり前のことです。
死ぬほど練習を重ねてきたオリンピック選手でさえ、本番でミスをしてメダルを逃すんですから。
それに、いくら責めたところで子供たちのミスが減るわけではありません。
むしろ責めれば責めるほどさらに緊張が高まり、もっと大きなミスにつながる可能性が大きくなるのではないでしょうか。
子供たちのミスは経験です。
その経験を次に活かしていくほうが、何倍も大事なことですよね。
6月は定期テストを控えている学校が多いようです。
特に1年生は初めての定期テストに不安を募らせている子も多いことでしょう。
どんな結果であったとしても、一生懸命頑張ったうえでのミスならすべて経験になりますが、たいした準備もせずに受けた結果ならただの怠慢です。
明らかに怠慢の場合は、厳しく指導する必要もあるでしょう。そうでないと何度も同じことを繰り返すはめになりますから。
勉強にしろスポーツにしろ、子供に接する人間にとって必要なのは、「ミスか怠慢」の見極めなのかもしれません。
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