努力できる人と、そうでない人では「気になるポイント」が違う。
テスト前の子供たちの様子を見ていると、何となくそんな印象を受けます。
私から見てよく頑張っていると思われる生徒にとっての、「気になるポイント」は勉強の「中身」です。
「この問題は自信あるけど、こっちはまだ曖昧」
出来る問題、曖昧な問題、出来ない問題が頭の中できちんと整理されています。
テスト前にどこに力を入れて勉強するべきかがしっかり見えている分、効率良くテスト勉強を進めることが出来ます。
一方、私から見て、まだまだ努力不足だなと思われる生徒にとっての「気になるポイント」は「点数」しかありません。
「今回は○○点以上は取りたい!」
その意気込みだけはありますが、具体的に何が出来て、何が出来ないのかがはっきりわかっていません。
闇雲に点数ばかりを追いかけて、そのほとんどは本人の希望的観測に過ぎません。
何をどう勉強したら○○点取れるのかという展望が見えていません。
まあ、普段やっていなければ、それにさえ気づかないのは当然のことなんですが。
努力している人間の「気になるポイント」は「中身」で、努力していない人間の「気になるポイント」は「表面」。
まあ、そんなところでしょうか。
でも、考えて見れば、これは子供に限らず大人も同じですね。
仕事に真面目に取り組める人の場合、
「どうしたらいい仕事が出来るか」
「どうしたら人に喜んでもらえるか」
「気になるポイント」は、もちろん仕事の「中身」です。
でも、そうでない人の場合、
「給料はいくらもらえるか」
「どんな肩書きになるのか」
「気になるポイント」は、仕事の「表面」でしかありません。
「給料が安いから」
「休みが少ないから」
「昇進させてくれないから」
そう言って安易に仕事を辞めてしまう人の中は、そういったタイプが多いのではないでしょうか。
たいてい転職しても、同じことを繰り返しますよね。
来月は定期テストを控えている学校が多いようです。
あなたのお子さんが勉強の「中身」と「点数」、どちらを気にしているかを見れば、お子さんの本気度がわかるかもしれません。
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