なに?と思われようが、まんま毛虫の観察としか言いようがない。
4日ほど前、ちょうど帰宅時のマンションのエントランスでみかけた毛虫がずーーっとそこらをうねうねしているのでその様子を見るだけ。
最初はエントランスにいたのが、翌日には数メートル先の私の号室付近まで進んで、かと思えばまたエントランスの方に逆戻り。狭い空間の中を行ったり来たり面白いなぁと眺めていた。
昨日は夕飯のあと、時間があったのでじっくり観察してみることにした。
はじめは彼(彼女?)がどのように体を動かして進んでいるかに注目していただけだったのが、ふと「なんでこんなところにずっといるんだ?」と思いはじめた。
私のマンション内はコンクリートに囲まれた無機質なものだし、毛虫はここで何をして、というか何を食べて生きているんだろう。
もしかすると、マンションから出たいのに出られなくなってるんじゃないか。ここには草木がないから食べるものもない。だけど毛虫にとったらマンションが大きすぎて出口が見つからない。とすると、彼/彼女はもう3日も絶食状態なんじゃないか。
ゾッとした。
飢餓状態かもしれぬ生き物をみながら私はひとり楽しんでいたのか。
私はすぐそうやって子供とか、動物とか、ちいさな生き物を自分を元気づけるために使ってしまう。
せめてもの懺悔にと、ちりとりを使って毛虫をマンション外の、草木の近くに移動させてその場は落ち着いた。
でも寝る時になってまた考えてしまう。
あの行動でよかったのか?毛虫は実は自分の意思でマンション内にいたんじゃないか?今頃外で野良猫に喰われてるんじゃないか?
色んな考えが頭をぐるぐるとまわる。
毛虫とは対話できないから答えはわからない。
「本能的に考えて毛虫は食べ物を探していたはずだから大丈夫」とか、自分の中で答えをつくって納得させる手法もあるけど使いたくない。
自分の気持ちの捉えようとかではなく、ただ本当のことが知りたい。
わからないならわからないままわからないということをずっと持ち続けていたい。
んーでもじっとしてられないのでひとまず探偵ナイトスクープに相談しようと思う。
