ただの「モノ」にも、感情が宿る。 | あたまの柔軟体操(さんぞう個人ブログ)

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社交ダンスと日常生活を通じて、「あたま」を柔らかくしましょう!...というブログです。

人間の「感情」というのは、不思議なモノである。

 

社交ダンスでも「感情表現」と言う言葉を使うが、

往々にして、違和感を感じることが多い。

 

他人が踊ってるルンバをみて、「こころに染み入る感情表現」とかは、そんなものを感じるか?

所詮、演技。

なんか、根本的に、違うような気がする。

 

 

母親に「余命のマジック」が点灯してから、

母親が持っているいろんな「モノ」に「感情が宿ってきた」気がする。

 

病院で使っている携帯電話や、引き出しに入っている財布。

洗濯してそのままおいてある母親の衣服。もう着ることは無い。

 

普段、生活しているときには、ただの「モノ」だけど、

「余命までのカウントダウン」が始まってからは、

ただの「モノ」に、なんとも言えない「感情」が宿ってきている。

 

このあたり、つき詰めていくと、すごく奥が深いです。

 

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