【読者の声】三拍子の「ズン・チャッ・チャ」が理解できない。 | あたまの柔軟体操(さんぞう個人ブログ)

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社交ダンスと日常生活を通じて、「あたま」を柔らかくしましょう!...というブログです。

 

長い間、ブログやってると、いろんな「読者の声」が届く。

 

数は少ないけど、話を聞いてみると、状況は極めて深刻。

「深い悩み」から脱出することが出来ずに、相談してくる人がいたりする。

遠方の人だと、実際に踊ることができないので、対応しようがない。

 

結局、みんな、解決策が見つからずダンスを辞めていく。

メールで相談してくる人は、みんな社交ダンス界から去って行く。

そんな悲しいパターンに、なんども遭遇している。

 

一番厄介なのが、

「ワルツの三拍子のリズムがとれない、理解出来ない」。

「プロ教師が教える、三拍子のリズムに合わせられない」

という女性の悩み。

 

ワルツは、三拍子で3歩。 それは理解できている。

だけど、「理解出来ない」というのが、拍と拍の間

「ズン・チャッ・チャ」の、一拍目の「ン」の部分。

「しっかりと、足の上に乗れ」と指導される。

音楽の拍と拍の間の「しっかり」床を踏んで沈み込むタイミング

次の瞬間に床を蹴る(送り足)ときのボディに与える一瞬の衝撃。

これが、わからない・理解できない...という生徒の悩み。

 

音楽を聞くことは大好きだし、ラテンは楽しく踊れるけれど

ワルツは、どうしても、楽しく踊れない...

先生(プロ教師)を何人か、変えてみたけど、

先生の「ズン・チャッ・チャ」に合わせることができない。

 

...という悩み。

 

どうしても、リズムが合わない。 先生に叱られる。

苦痛の連続で、全然楽しくない...

 

youtubeで外国人の踊りをみると、滑らか気持ちよく踊ってて、

自分もやってみようとして、社交ダンスを始めたけど、

習ってる先生のリズムの取り方「ズン・チャッ・チャ」とは、

リズムの取り方が違ってるように、うすうす感じてるらしい。

 

じゃあ、実際のところ、どうなのか?

 

先生は、しっかり床を踏め、床の上に乗れ といって

「ズン・チャッ・チャ」の「ン」で、沈み込んでくるけど

「ズン・チャッ・チャ」の三拍子を、カラダに染みこませれば、

外国人のように、滑らかに踊れるようになるのか???

 

という質問。

 

悩んでいる読者からのメールを読んだとき、

唖然としたけど、実際、どう答えれば、いいんだろうか?

 

「プロ教師免許」に基づく、典型的な「模範指導」だけど

正直、何年もこんな指導を受けてたら、

体内のリズム感が、根底からぶっ壊れるような気がする。

 

 

三拍子といえば、「ズン・チャッ・チャ」。

そういうリズムの取り方を「当たり前」だと感じた人だけが

プロ教師免許を取って、プロ教師として活躍する。

 

「ズン・チャッ・チャ」のリズムの取り方に、

違和感を感じた人は、プロ教師に振り落とされる。

それが、社交ダンス界だからな。

 

何処へ行っても、音楽が溢れている時代。

高齢者ばかりで、若い人がいなくなるのも、当然だわ!

 

「ズン・チャッ・チャ」が絶対だと思ってるプロ教師には、それが理解出来ない。

クラシックだろうが、洋楽だろうが、三拍子といえば、「ズン・チャッ・チャ」。

沈み込んで、床を蹴って、つま先、つま先。

 

それが、プロ教師の「プロ教師免許」に沿った、三拍子におけるリズムの取り方。

それが、日本の社交ダンスにおける、指導要領だから...

 

 

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