労働についての新しい考え方として、人材不足の解消や働き方改革の一つとして
注目されている「ディーセントワーク」について。
■ディーセントワーク(decent work)とは?
全ての労働者に働きがいのある人間らしい仕事という意味の言葉。
人間らしい生活を継続的に営める人間らしい労働条件のこと。
1999年、ILO(国際労働機関)のフアン・ソマビア事務局長が就任時に掲げたスローガンで
ILOの活動の主目的として位置づけられています。
※decent(ディセント)は
「適切な、きちんとした、まともな、妥当な」といった意味になります。
ディーセントワークの実現に以下5つの仕事に対する条件を満たすことが
ディーセントワークには必要と言われています。
①権利の確保
②社会保障の確保
③社会対話の確保
④自由と平等の保証
⑤生活の安定
厚生労働省はディーセントワークの実現に向けて4つの条件を掲げています。
①働く機会があり、働きに応じた収入が得られること
②働く上での権利が確保され、職場で発言が行いやすく、それが認められること
③家族の生活が安定しており、自己の鍛錬もできること
④公正な扱い、男女平等な扱いをうけること
労働者の育児や介護など家庭の事情が考慮され、
労働時間、賃金や休日の日数、労働の内容などワークライフバランスの実現など様々な取り組みが必要です。
参考記事
ディーセント・ワーク(働きがいのある人間らしい仕事)について 厚生労働省リンク
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