組織心理学で有名なマズローの欲求五段階説はすべて説明できますか？
特に働く人の意欲、モチベーションはどこから来るのかということは様々な理論がありますので、一通り抑えておく必要があります。
1972年に、クレイトン・アルダファーは、マズローの欲求５段階説を修正、整理し、生存欲求 （E:existence）、関係欲求 （R:relatedness）、成長欲求 （G:growth）の３つに集約しました。
３つの頭文字を取って「アルダーファのERG理論」
生存欲求 （E:existence）
人間として存在するための低次欲求。
関係欲求 （R:relatedness）
他者との人間関係を持ち続けたいという欲求。
成長欲求 （G:growth）
成長を続けたいという高次欲求。
アルダーファのERG理論とマズロー理論の違う点
大きな違いは、欲求の求める順番です。
ERG理論は、低次欲求を満たしてなくても高次な欲求が活性化し、
マズローは低次元の欲求から満たそうとします。
※REG理論は基本的には（生存欲求→関係欲求→成長欲求）の順で満たそうとするが、それが満たされなくても上位の欲求がでてくる。または、同時に存在しうる。
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