心理学の重要な概念の一つバイアスという言葉は理解出来ていますか??
バイアスはどんな人にも起こります。 

ここでは、人間の判断の偏ったバイアスについてお伝えします。

 

 

 

人間の判断の偏ったバイアス(傾向)


■個人の判断のバイアス

1認知的不協和の理論

・アメリカの心理学者:レオン・フェスティンガーによって提唱されたもの。

人が自身の中で矛盾する認知を同時に抱えた状態、またそのときに覚える不快感を解消するために、自身の態度や行動を変更しようとする。

 

2認証バイアス

長年の自身の経験による勘からストーリーや結論を作り上げようとするとそれに合う証拠ばかり集めてさらに強化する。

 

3正常性バイアス
自分は大丈夫。と思いこむ脳のメカニズム。

期しない事態に遭遇した時、ある程度までは正常な範囲として平然と対処して安心したい傾向のこと。

 

4合意推測バイアス

自分の行動や意見は一般的で妥当なものだと思い込む。
(妥当な常識だと思い込む)

 

5紋切り型バイアス

性別や出身地や職業などで相手のことを根拠なくイメージ作ること。

 

■集団における判断のバイアス

1集団の魅力の要素

一般には所属した集団の評価は他の集団より高くなり【われわれ意識】も強くなる

 

2同調アドバイス

自分自身の個人的な考えや判断とは違う場合でも、自分の周りにいる人々の多数派の意見に同調し、協調的な行動をとることによって集団の一員としての安心感を得る。

 

3社会的手抜き

個人の貢献度がわかりにくい作業を大勢でする場合、責任意識が分散し力を出さずに手抜きをする。

 

4リスキーシフトとコーシャスシフト

リスキーシフトとは、集団で意思決定する場合に、個人で決めるよりもリスクが高い選択をしやすくなる傾向。

普段は常識的な考え方をしてる人が、会議など集団の中に入ると、極端な言動や態度に違和感を持たず同調して、一緒になって極端な意見を言いたくなる傾向のこと。 


コーシャスシフトとは、集団で意思決定する場合に、個人で決めるよりも極端に慎重になること。

 

5役割バイアス

大きな権力や高い権威をもった人からの指示や命令が、個人的な価値観に反していたり、倫理的に不適切と思っても、逆らうことのデメリットを考え、 「命令に従っただけ」と責任回避をして実行してしまうこと。

 

 

 

 

 

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