産業カウンセラーとして欠かすことのできない分野。

産業・組織で働く人々の役割と行動についておさえておきましょう!


ここではリーダーシップとは何か?
リーダーシップに関する様々な理論をお伝えします。

 


 

リーダーシップ論とは?

リーダーが集団の目標達成に向けて、フォロワーに対して影響力を及ぼすこと。

レヴィンとホワイトとリピットが1960年に行ったものです。
 

リーダーシップ研究は異なる視点から様々な研究がされており

リーダーシップの形態は
「専制型」「民主型」「自由放任型」の3つの分類わけがよく知られています。
 

専制型リーダー

仕事量が多く、高い生産性を得る事ができますが、

子供たちの間で敵対的行動や不平不満、依存的行動が多かった。

 

民主型のリーダー

メンバー間に友好的な雰囲気が生まれ仲間意識が高くなり、友好的発言が多かった。

 

自由放任型のリーダー

仕事の量・質とも最も低く、遊びが多くグループのまとまりがなく白けていた。

 

集団には課題達成機能・維持機能があるとされており
この考え方をリーダーシップにもあてはめ
課題達成機能と維持機能を促す働きかけを行うのがリーダーであるとする考え方を

PM理論と呼びます。

※日本の社会心理学者、三隅二不二が1966年に提唱したもの。

P・・Performance(課題遂行)
M・・maintenannce(集団維持)

このリーダーのタイプは4つ分かれます。

 

①PM型
目標を明確に示し、成果をあげられると共に集団をまとめる力もある理想型

②Pm型
目標を明確に示し、成果をあげるが、集団をまとめる力が弱い。

③pM型
集団をまとめる力はあるが、成果をあげる力が弱い。

④pm型
成果をあげる力も、集団をまとめる力も弱い。

 

フォロワーシップとは、グループのリーダーを自立的に補佐する行動の事。
フォロワーシップが発揮されるグループは、一人ひとりが能力を発揮できるといえます。
 

フォロワーシップ論を

米国カーネギーメロン大学のロバート・ケリーが提唱し
フォロワーのタイプを貢献力・判断力を2軸とする5つのタイプに分類。

 

①模範型
②順応型
③独立型
④実務型


 

 

 

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