産業カウンセラーは、職場でカウンセリングをおこなうカウンセラーです。

カウンセリングとは何か。

傾聴とは何か。

 

相手の話を親身になって聴くだけではありません。

カウンセリングの基本知識をしっかり理解しておきましょう!!

 

カウンセリングとは

カウンセリングとは、一般的に個人の持つ問題や悩み解決のために専門的な理論と方法に基づいて行われる援助行為をさします。

 

専門的には、カウンセリング心理学、および関連領域(臨床心理学、産業組織心理学、生涯発達心理学など)の科学的・臨床的な知見に基づく心理学的援助をさします。

 

人生経験や価値観などから一方的に助言を与えるではなく

一人ひとりが独自の存在であるという認識の元にクライアントを尊重し問題や悩みや葛藤などを深く傾聴し理解することが重視される。

傾聴の基本的姿勢

傾聴(listening)とは、クライアントの話をじっくり聴く事。

また、聴くことのみならず、正しく理解をしているか、伝え返す行為なども傾聴。

傾聴のみでは、カウンセリングは遂行できないが、常に傾聴に立ち戻ることが重要。

トレーニングや実践経験の中で、この傾聴の態度と方法を身に着ける事が必要です。

 

傾聴が正しく行われると、クライアントは自身の理解を深めることができ「悩む必要はなかった」と考えを改めたり、積極的な行動を取れるようになると言われています。

 

 

傾聴は、アメリカの心理学者でカウンセリングの大家である

カール・ロジャーズによって提唱され話を聴く側には3つの要素

「自己一致」「無条件の肯定的配慮」「共感的理解」が必要であると説いています。

 

自己一致

誠実で正直であること。

カウンセラーが上辺を飾ったり、見せかけの態度ではなく、ありのままの自分で有るとき

クライアントとの真の援助関係が出来る。(真摯な態度で聴くこと)

無条件の肯定的配慮

相手をそのまま受け入れること、どんな相手であっても、あるいはその人の考え方や行動が容認できなくても、選択したり評価したりすることなく全て受け入れる。

 

共感的理解

相手の見方、感じ方、考え方をその人の身なり立場になって、見たり、感じたり考えたりすること。(相手の立場になって相手の気持ちに共感しながら聴くこと)

 

 

 

 

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