キャリアカウンセリングが誕生した背景に3つの大きな動きがあり

「カウンセリングの3大源流」と呼ばれています。

 

産業カウンセリング試験対策として、カウンセリング理論をしっかりと覚えることは得点源としても、資格取得後の各理論を深めるための基礎知識の習得としても有効です。

 

 

1職業指導運動

 

職業紹介・職業指導は社会運動のひとつとして、19世紀末から20世紀の初頭にかけ、米国で起こった。 
 

支援者の一人がパーソンズ(Parsons,F.)

パーソンズが1908年にボストンの市民厚生館に職業局を設け
職業カウンセリングを始め、これがカウンセリングの最初と言われています。
またそこで働く相談員を「カウンセラー」と呼んだのです。

スローガン:丸いクギは丸い穴に


 

2教育測定運動


教育に客観的な測定を導入することにより、教育の合理性や教育効果の向上、試験などの改善を図ろうとした運動。
 

1914年ソーンダイクを中心とした教育測定運動の展開によって初めて本格化になった。

全て存在するものは、何らかの量において存在する」と述べ、
学力は測定可能であると主張した。
教育測定運動とは、自然科学における測定法の発展を背景にして人の認知的側面について科学的・客観的な接近可能性を高めようとした試みである。


1916年、ターマンらによって改定

知能指数(IQ)という概念が導入された。教育測定運動は学校教育へ広がり

職業指導運動と合体しつつ、特定性因子理論へ発展した。

 

 

3精神衛生運動

 

ビアーズ(Beers,C,W.)が1908年に自らの入院体験をもとに

著書「わが魂に会うまで」を出版し始めた運動。

これが今の精神保健福祉の拡がりを作っていったと言われています。

体験談を出版するだけでなく、1908年にコネチカット州精神衛生協力を設立。

 

 

産業カウンセラー試験では覚えるべきことが沢山ありますが3大源流は知っておいて欲しい内容です。説明できるよう、しっかり理解しておきましょう!

 

 

 

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