日本人の味覚
「目は一代、耳は二代、舌は三代」という格言があるそうです。
画家は、一代で育つが、音楽家は二代かかる。食べ物の微妙な味が
わかるには、三代以上にわたる、親から、子へ受け継がれた伝統が必
要だという意味らしいです![]()
現在、わたしは、数人の料理人の方々に、料理の指導をさせていただ
いております。限られた期間とはいえ、真剣に「気」を込めて教えたい
と思います![]()
たしかに、料理学校や、料理の本は、さまざまな料理法を教えてくれ
ます。しかし、それは方法、手段であって、味の伝達にはならない。
「味の文化」は、活字や写真や電波のみでは、習えるものではないのです。
肌のふれあいと、舌での味見によって、習い伝えられるものです。
私が、イタリアでの修行時代に教わったことは、技術よりもそうした、料理
にむかう姿勢でした。料理人たちが口を揃えて言うことは、私のグランシェフ
は「マンマ」=「飯(まんま)」であると。
イタリアが食文化といわれる所以です![]()
イタリア人に現在の日本の食の現状を話すとビックリします。
マナーの悪さも![]()
自身の、家庭の味を表現できない人たちのゆきつくところは、結局
、インスタント食品であり、デパートやスーパーにならんでいる出来合いの
「おかず」でしょう。それらの多くは、人工着色剤がつかわれ、化学防腐剤
がくわえられている。これが、健康に有害だとすると、いったい、何を食すれば
いいのか、嘆き、あげくは食品会社や、政府を恨むことになる。
食は教育であり、人格を形成します。家庭における食のあり方を見直し、
律していきたいものです![]()
ミュシュラン2010
テレビで2010年度版ミュシュランが発表になりました。
なんと星の付いたレストラン数が東京が世界一になったとのこと![]()
しかし、今回の評価に対して素直に喜べない私![]()
人生半世紀、料理の世界に身を投じ、何かとこの業界の裏を知っている
だけに![]()
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でも、ミュシュラン効果で、世界にもっと和食の存在を世界にアピールで
きれば最高だと思います。
今や世界が認める日本の料理人![]()
しかし、それにきずかない日本人
ふっ~![]()
そもそも、レストラン文化の国ではないしね~![]()
普段何気なく言葉にしているレストラン:(形容詞)の意味・語源を知って
る人も少ないですしね~![]()
