今、男性の精子がやばいらしい!
数や質が低下して、不妊に拍車をぶっかけていると新聞にも書いてある。
それを予防して、再び精子を活性化させる方法がいくつかある。
中でも、その一つ、
「こまめな射精」とあって少なからず衝撃を受けた。
この危機を、こまめな射精を実践するたかし君に振っても乗ってこない。
奴は、キャバクラに一緒に行ったマサルが、
入店五分でゲボを吐いて、強制退去になった事に血管を怒張させている。
(その後、マサルは財布を落とす引きの強さを見せた)
そんなたかし君を見るのは、
俺が主催した食事会の参加者がブスだらけだった時、以来だ。
(逆に、ブス三人と絡まざるを得ないたかし君を見て、俺は大いに楽しかったのだが…)
とにかく、俺はこの危機を解決する方法を、
愛人の話をするたかし君の隣で黙考していた。
セックスをオリンピック競技にするしかない!
ゲームがオリンピック競技になりそうな昨今、
少子化と精子の危機を背景に、
セックスがオリンピック競技になる未来があっても良いんじゃないか?
レスリングっぽいし、フィギアスケートみたいな感じで、ゲームよりはスポーツに近いよ。
「いけー! 日本のセックスを魅せつけてやれー!」
みたいな声援が飛んだり、コンドームが投げ込まれたり、
解説者がリビドーとエロスを称えたり。
トッププレイヤーによる世界のセックスが見れる命の祭典☆
セックスがオリンピック競技になる事によって、
それを目指す男女が増えて、精子の危機が救われる。
「セックスしたら、正直、女には早く帰って欲しい」
そう、あっさり男の本音を漏らすたかし君は、
セックスがオリンピック競技になっても、
間違いなく大会予選落ちだ★