「全てのルールに従っていたら、私はどこにも行けないわ」
マリリン・モンローはそう言っている。
確かに、この社会でクソまじめに働いていたら、旅行にも行けやしない。
「自然を区別してはならない」
文字を持たないネイティブアメリカンの言葉はシンプルで力強い。
でも、都会の空を見上げても、セドナの空と繋がっているなんて俄かに想像できない。
つまりは、あるがままでいる為に制約を持つなという事だ。
それを捨てる為に、今回、俺は人生初の一人旅に出た。
目的地は屋久島。縄文杉に会いに行く。
全知全能をかけた冒険の始まりだった♪
屋久島一人旅は最高のモラトリアムだった☆
そして、社会復帰して一カ月、
転職に成功した俺は、年収もキャリアも上がり、安定した生活を送っている。
だけど、俺の傍には裸足のハックルベリー・フィンが立っている。
あのすきっ歯のざらざら声、赤茶けた顔に麦わら帽の浮浪児が、
「なあ、遊びに行こうぜ、shunsky!」
「ここに居ても面白くねぇよ。森の方へ行ってみようぜ」
「夜中に迎えに来るからよ」
と、自由の果実を齧りながら気易く呼びかけてくる。
純粋無垢で開けっぴろげな笑顔は、
俺が誘いを断るとは微塵も疑っていない。
旅で世界観が変わるとよく言うが、
屋久島一人旅で俺は、あるがままの心を取り戻した気がする。
そして、変わる所か世界観が揺ぎ無いものになった。
美人がいない職場なんてクソ食らえヽ(゜▽、゜)ノ
来年は女子大生に囲まれて、
自由な獣としてキャンパスライフを送る決心をした☆