カプセル内視鏡検査・O病院にて | よっしーさんの日記(悪性リンパ腫と日々の独り言)

よっしーさんの日記(悪性リンパ腫と日々の独り言)

多数の検査を経て悪性リンパ腫(十二指腸原発濾胞性リンパ腫)と診断、よっしーさんの独り言を記していこうと思います。

よっしーさんのブログにご訪問頂き誠に有難う御座います。

本日も長編ですが、お時間のある方はお付き合い下さい。

 

悪性リンパ腫(十二指腸濾胞性リンパ腫)に罹患して、人生初の

検査(造影剤CT、PET/CT、骨髄穿刺、カプセル内視鏡)を

経験しました。

 

同じような検査をこれから受けられる方に、少しでも参考になればと思っています。ただし、検査による体のダメージ、痛みなどは個人差もありますのでそのあたりはご容赦願います。

 

よっしーさんは、今後(将来)始まるであろう治療(抗がん剤治療など)について、治療されている先輩方のブログを拝読出来ることに感謝してます。

 

さて、パテンシーカプセル、小腸カプセル内視鏡検査などを綴ります。

 

2018年2月11日PM10:00  

    カプセルの大きさは、26㍉×11㍉、質量3.3㌘です。

    手に取って実物を見たとき、錠剤のカプセルより大きいと

    感じました。飲み込むとき、喉に詰まらないかなと心配で

    したので、家族の居る前で、少量の水を口に含みカプセルを

    飲みました。スルッと飲み込むことができました。

    妻、子達は、よっしーさんは大げさだからと、笑ってました。

 

2月12日午前中

    排便時にパテンシーカプセルが排出されました。

    よっしーさんは、「やった~」と叫びました。

    妻、子達から「よかったね」と言ってくれました。

 

   ※排出されたカプセルを翌日、O病院へ持参しました。

     腸の開通状況が良いと判断されて、本番のカプセル内視鏡検

     査が受けられるのです。

 

2月13日AM8:40 O病院到着 

小腸カプセル内視鏡検査

   いつものように、診察券を玄関脇にある「再来受付機」に挿入する

   と当日の検査予約票が出力。その予約票を持参して3階内視鏡

   受付へ行きました。

 

AM9:00:処置室へ入ると看護師さんからカプセル内視鏡の

       説明がありました。

 

看護師さん:絶食で来院されましたか。

 

よっしー  :はい、絶食で来ました。

 

看護師さん:それでは、今から事前準備をしますので

        上半身の服を脱いでください。

 

よっしー  :はい、わかりました。

 

看護師さん:ベッドに仰向けに寝てください。

      ※なにやらコードが数本ついた器具を持ってきて

        よっしーさんの体にコードの先端を張り付けていく

        のでした。コードの先端の名称:センサアレイ

 

看護師さん:胸部、腹部など8か所にセンサアレイをテープで張り付け

        ますが肌荒れなどおこしやすいですか?

 

よっしー  :テーピングなどで、肌荒れをおこしたことはありませんの

        で大丈夫です。

 

看護師さん:それでは、センサアレイを体に貼っていきますね。

 

        センサアレイの取り付け位置を、取り付け図面を見ながら

        慎重に、かつ、しっかりとテーピングされました。

 

      ※昔、鉄腕アトムという漫画がありましたが、アトムが

        御茶ノ水博士に作られていた際、アトムの胴体に線が

        付けられていたのを思い出しました。よっしーさんは

        ロボットですか~、違いますよね~。

 

HJ先生 :センサアレイが取り付けられた後、先生が来られました。

       次は記録装置を収納した黒色の着用ベルトを体に付けます

       のでよっしーさん、ベッドから起き上がり立って下さい。

       (記録装置:データレコーダというものです

       先生は、装着後、データレコーダの起動状況を確認されて

       いました。

 

よっしー :8本のコードと記録装置をぶら下げるのですね。

       でも、自由に歩いたり動いたり出来るので、点滴などするこ

       とを思ったら行動範囲に制限がなく楽なような感じです。

 

HJ先生 :そうでしょ。データ記録中であっても、別に病院内に待機す

       る必要はないですし、患者さんによっては、自宅や職場に

       行かれる方もいらっしゃいますよ。

       最近、カプセル内視鏡希望者が多くて大変忙しいのです

       よ。検査時間が約7時間程かかりますので、検査予約待ち

       の希望者が多くて、医療スタッフも大変忙しいです。

 

看護師さん:器具の取り付けが終わりましたので、カプセル内視鏡を

        飲み込んで頂きます。

 

HJ先生 :それでは、よっしーさん、カプセル内視鏡をご自身で取り出

       して下さい。水を少量口に含んで飲んで下さい。

 

よっしー  :はい、カプセルを取り出し、飲み込みました。

 

HJ先生 :データレコーダを操作して、カプセルから信号が出てるか

       否か、確認します。

       大丈夫ですね。正常に作動しています。

 

看護師さん:現在AM9:15ですので、

        カプセル内視鏡の腹部内の位置を確認する必要が

        ありますので、AM10:15頃、この処置室に戻ってきてくだ

        さいね。

        食事、飲水について以下の説明がありました。

       ①AM11:15から水、お茶は飲水可能。

       ②PM1:15からパン、うどんなどの軽い食事は可能。

 

よっしー  :カプセル内視鏡を飲み込んで、2時間後は飲水可能、

        4時間後は軽い食事は可能ということですね。

 

看護師さん:その通りです。

        データレコーダ(センサー装置)装着中の注意事項の

        説明を聞きました。内容は以下の通りでした。

 

       ①携帯電話の電源を切る

       ②駅の自動改札では立ち止まらない

       ③医療電機治療はしない

       ④MRI検査を受けないこと

       ⑤常にデータレコーダのLEDライトの青色点滅を確認

       その他詳細事項は、説明書の記載事項を確認して下さい。

     

       このプレート(名札)を首からかけてください。

     ※プレート(名札)の記載文字

        「私は現在カプセル内視鏡の検査中ですので、

        MRIのような強い電磁波の側に近づけさせないで

        ください。」

 

よっしー  :何故、この名札をぶら下げるのですか。

 

看護師さん:よっしーさんが万一、交通事故などに遭遇して

        救急車で病院搬送後、MRI検査をされると

        強い電磁波でカプセル内視鏡が破裂する可能性があり、

        小腸内で破裂したら大変ですのでね。

 

よっしー  :そういうことですね。

 

看護師さん:PM4時45分頃、この処置室に戻ってきてくださいね。

 

よっしー  :はい、わかりました。ありがとうございました。

 

※よっしーさんは、1時間後に処置室へ戻る必要があるし、

  その後自宅へ帰宅して昼食を摂って病院に戻ってくるのは

  手間だと思い、この日はカプセル内視鏡検査終了まで

  病院内で過ごしました。

 

  AM10:15 処置室へ戻りますと、看護師さんがカプセル内視鏡の

  位置確認をなさったのですが、胃に停滞しているとのこと。

  HJ先生を呼び、よっしーさんに胃腸の動きを活発にする

  注射を打ちました。

 

  その後、PM12:30頃、病院内の待合室前でたまたま、HJ先生に

  会えましたので、カプセル内視鏡の位置確認をして頂きました

  結果、小腸への移動確認が出来ました。一安心しました。

 

  PM1:30頃、病院内のローソンへ行き、パン、お茶を購入し

  病院内の待合テーブルで食べました。

  時間つぶしに病院内をウロウロしたり、1階の患者サロン

  医学系のパンフレットや本を読んだりして時間をつぶしました。

  

  PM4:45になりましたので、処置室へ行きました。

 

  看護師さんが待機しておられて、HJ先生を呼ばれました。

  HJ先生は、データレコーダを操作してカプセル内視鏡の位置を

  確認されました結果、大腸の便の中に到達していることが確認でき

  ましたので、本日の検査は無事終了となりました。

 

  万一、大腸まで到達していなければ、データレコーダを装着したま

  ま自宅で検査継続となるそうです。

 

  病院到着から検査終了まで約8時間を病院内で過ごしました。

  本日は、相当疲れました。

  

 次回の消化管内科の診察日は2月23日でした

 

 2月13日 小腸カプセル内視鏡検査

 保険診療負担額 金29,180円也

 

※ブログをお読み頂き誠に有難う御座いました。