骨髄穿刺(マルク)・O病院にて | よっしーさんの日記(悪性リンパ腫と日々の独り言)

よっしーさんの日記(悪性リンパ腫と日々の独り言)

多数の検査を経て悪性リンパ腫(十二指腸原発濾胞性リンパ腫)と診断、よっしーさんの独り言を記していこうと思います。

よっしーさんのブログにご訪問頂き有難う御座います。

本日も長編になりますが、お時間のある方はお付き合い下さい。

 

ついにきました「骨髄穿刺(マルク)」の日

悪性リンパ腫に罹患すれば、行う検査が「マルク」と思います。

痛いんだろうなぁ~、と思いながら自宅を出ました。

妻から頑張ってねぇ~と言われました。

 

2018年2月5日AM8:25  O病院到着

 病院玄関を入ると、診察受付機に「診察券」を挿入します。

 前回予約した診察内容などが記載された予約票が出力されます。

 その予約票を血液内科のある2階受付へ提出します。

 コンピュータ管理による完全予約制ですので、患者さんが多くても

 大体時間通りに診察室へ入ることが出来ます。

 

 よっしーさんが若い頃(今から30年程前)は、大病院であれば

 1~2時間待ちは普通にあったように記憶してます。

 それに比べれば今の病院のシステムは大変良くなったと思います。

 

 血液内科の診察室前で順番を待ってましたら、クリニックのK先生か

 ら予想もしない電話がありました。

 

AM8:38

K先生   おはようございます、 よっしーさん。

       紹介したO病院の診察・検査は順調に受診できてますか?

 

よっしー  おはようございます。K先生、クリニックの診察開始前にも

       かかわらず、お電話頂きありがとうございます。

 

K先生   O病院の検査進捗が気になったので電話しました。

       検査予約は順調に取れていますか?

 

よっしー  今、O病院 血液内科に来てまして、本日、骨髄穿刺と

       内視鏡検査を受けます。

       骨髄穿刺は、非常に痛いと聞いてますので

       少し憂鬱な気分なんです。

       2月3日は、PET/CT検査を受けました。

 

K先生   PET/CT検査を既に受けられたのですね。

       それは良かった。

       骨髄穿刺はすぐに終わるから、そんなに心配することは

       ないですよ。

 

よっしー  そうですか。そんなに心配する必要はないですか。

        カプセル内視鏡も後日するそうです。

 

K先生   検査は順調に進んでいるようですね。

       しっかり検査してもらって下さいね。安心しました。

       それじゃ 失礼。

 

よっしー  K先生、お電話頂き有難う御座いました。

       先生からお電話頂き「勇気100倍」になった気分です。

       ありがとうございました。

 

本当にK先生は、よっしーさんのことを心配してくれているんだなぁと思いうれしくなりました。

 

AM9:00 診察室前の電光掲示板によっしーさんの予約番号が

       掲示されて、予約番号のアナウンスがありました。

       診察室へ入室しました。チョッとドキドキでした。

 

       主治医のY先生の診察日は、火・水曜日です。

       今日は月曜日ですので主任部長のⅠ先生でした。

 

よっしー  おはようございます。

 

Ⅰ先生  今日の検査はマルクですね。

       同意書は書いていただきましたか?

 

よっしー  はい、先日、Y先生の診察時に同意書にサインしました。

 

Ⅰ先生  それでは、マルク検査を受けて下さい。

 

Ⅰ先生は、パソコン画面でよっしーさんの病状を見ておられました。

診察というより、検査前の症状や、同意書の確認のようでした。

 

※マルクの検査前は、主任部長のⅠ先生が色々と確認されるのか

  なと、思いました。

 

待合室で待ってましたら、ほぼ時間通り、看護師さんに

処置室へ案内されました。

 

AM9:30 処置室へ入室。  ※いよいよだなぁ~と思い入室。

 よっしーさんは、入室後、検査服に着替えるんだろうと思っていました

 が、まったくそんな気配はない。あれっ?と思いました。

 

 看護師さんにベッドまで案内されて、ズボンのベルトを緩めて、横

 になって下さいと言われました。

 ベッドに横たわりますと、マルク検査前の血圧測定をしました。

 約5分程、ベッドに横たわって待機しました。その間、看護師さんに

 マルクは、相当痛いんでしょうかと尋ねましたが、看護師さんは、

 自分はマルクしたことがないので分かりませんが、大抵の患者さん

 は、大した苦痛ではないような感じですよと、仰いました。

 ※本当かな~、単なる慰めじゃないかなぁ~と思いました。

 

 看護師さんの指示により、ズボンを腰骨のところまで下げて、うつ伏

 せになりました。ベッドの上部には両手で握る棒がありましたので、

 痛ければ、この「握り棒」を握りしめれば良いと思いました。

 

 ついにマルクの時間です!時間ですよ~。

 (昔、テレビ番組で「時間ですよ~」って番組ありましたよね。

  それを思い出しましたよ。今の若い方は知らないでしょうね。)

 

 血液内科のH先生がやってきました。

 (検査後、看護師さんに先生の名前をH先生と教えてもらいました。)

 主任部長のⅠ先生がマルク検査をするものだと思っていましたが、

 H先生がするんだと、この時分かりました。

 

 腸骨のあたりを触診して、穿刺する場所を確認されていました。

 H先生の指で腸骨あたりをグリグリ押しながら穿刺場所を入念に

 確認されたようです。(腸骨ってこんなところなんだと思いました

 穿刺する場所を中心に、結構広い範囲に消毒液をタップリ塗られ

 ました。

 

H先生  それでは、麻酔注射しますね。

      チクッとしますよ。 麻酔薬を入れますね。

 

よっしー  検査よろしくお願いします。

     ※麻酔針が刺された際はチクっとしました。

      

H先生  麻酔薬を入れてますが、痛みはどうですか?

 

よっしー  「握り棒」をギュッと握り、やがてくるであろう激痛に備えまし

        た。ウっと言いましたが、激痛はありませんでした。

       あまり痛くないのに、痛いかも~って言ってました。

 

H先生  これは、痛いですか?大丈夫ですか?

    ※麻酔針から、骨髄穿刺針(直径1.0㍉程度の針)を

      刺すようです。

      よっしーさんはうつ伏せになってましたので

      H先生の検査・穿刺針など見えない状態でした。

      それでは、骨髄穿刺します。

      今から針を入れますよ。痛いですか?

 

よっしー  「う~っ」と言いながら、痛みに備えましたが、これまたそれ

       程痛くない。しかし、鈍痛というか、妙な痛みなのか、麻酔

       が良く効いているのでしょうね。激痛ではなかったです。

 

H先生  今、骨のところまで針が届きましたので、骨の中の骨髄を

      採取する為、ちょっとグリグリしますよ。

 

よっしー  はい、「ウっ」と言って力を込めて、激痛に備えました。

       もちろん「握り棒」を強く握りしめました。

       骨の貫通音というか、グキっという感じがしました。

       グキっと感じた瞬間、スコーンと、針が骨を突き破った感じ

       でした。

       激痛はなかったです。麻酔が良く効いているんだと

       思いました。

 

H先生  今、骨を貫通して骨髄を抜き取ります。

       ちょっと痛いかもしれませんが、我慢して下さいね。

 

よっしー  はい、「ウ~」と唸って痛みに備えましたが、激痛はなかっ

       たです。しかし骨髄を抜かれた感じは、なんとも言えぬ感じ

       でした。激痛ではないが、変な痛みという感じですね。

       それ程痛くはなかったです

 

H先生  はい、もう少し我慢して下さいね。もうちょっとですよ。

      終わりましたよ。

 

よっしー  有難う御座いました。

 

     ※マルク終了次第、H先生はスタスタと処置室を出て

       行かれました。お忙しいのでしょうね。

 

看護師さん  穿刺箇所に消毒液をタップリ塗りますよ。

         止血の為、バンソコウを貼りますよ。

         はい、終わりましたよ。

         よっしーさん、圧迫止血の為に仰向けに寝て下さいね。

 

よっしー  麻酔が効いているのでしょうね。寝返りして、穿刺箇所

       を圧迫しても痛みは感じませんでした。

 

看護師さん  止血できるまで、仰向きのままですよ。

         約15分くらいしたら、来ますので。

 

よっしー  はい、分かりました。

       15分後、看護師さんが来て、よっしーさんの穿刺箇所の

       止血の有無を確認されました。

 

看護師さん  止血できてますね。  

         今日は、お風呂は入らないでくださいね。

         明日から入っても大丈夫ですよ。

 

よっしー  分かりました。有難う御座いました。

 

AM10:30頃 骨髄穿刺(マルク)終了。

 

    ※マルクは痛いものだという先入観がありましたが、激痛は

     なかったです。よっしーさんは若くないので、たぶん骨が

     もろくなっており、骨の穿刺も容易く出来たのかなと

     思いました。個人差もあり、先生の腕次第なところも

     あるのかなと思いました。

     激痛がなくて何よりでした。ビリビリ~っとするような激痛が

     あるものだと思っていましたが、激痛は本当にありません

     でした。痛みの感じ方は、個人差があると思います。

 

     また、ベッドから立ち上がる際も、なんら痛みもありませんで

     した。麻酔が切れていると思いましたが、あまり痛みは感じま

     せんでした。痛み止め・化膿止めの薬の処方は無かったです。

     

 

以上、マルクでした。

 

2月5日はマルク以外に「消化器内科受診」「内視鏡検査」を受けましたが、その内容は次回記載いたします。

 

ここまで、お読み頂き有難う御座いました。