大阪発・気まぐれダイアリー -32ページ目

2012-06・07-髪結い伊三次捕物余話、雨を見たか・我、言挙げず


雨を見たか―髪結い伊三次捕物余話 (文春文庫)/宇江佐 真理
¥560
Amazon.co.jp

我、言挙げす―髪結い伊三次捕物余話/宇江佐 真理
¥1,600
Amazon.co.jp


宇江佐真理のマゲものはええわ~。


ホントにはずれなし。



髪結い伊三次シリーズもの。




こういうシリーズものって、登場人物が


物語の中で時を経て成長していくやん。


つきあってた2人が結婚したり、子どもがうまれたり


親が死んだり、子ども大きくなったり・・・



安心して読めるシリーズざんす。



読むもん無い~ってときにはオススメでやんす。




もちろん、1から読んでね。



2012-05-オーダーメイド殺人クラブ

オーダーメイド殺人クラブ/辻村 深月
¥1,680
Amazon.co.jp


中2のリア充派手系女子と


陰キャな昆虫系男子の話。


なんの接点もなさげな2人が


非日常「殺人」を作るという過程のお話。


ミステリーでもホラーでも、サスペンスでもない。

殺人は起こらないんだから。


読んでいるうちに、自分の中学時代のことを


思い出して、苦しくなる。


教室という小さな世界。


クラブという小さな世界。


友達という名の小さな世界。


いくら辛くても、いくらしんどくても


その小さな小さな世界から抜けることは


許されず、平気な顔をしてなければならない。


カースト制があることさえ知らないクラスメイトの

無邪気な顔が羨ましい。


チャラチャラ、へっちゃら~と笑って


静かに時が過ぎるのを待つだけだ。

非日常に憧れる孤独感がものすごくリアルで切ない。


こんな暗黒時代があって今がある。

「自分ほど繊細な人間はいない」という過大評価も


大勢の中に居ながらも孤独に憂う放課後も 


全部笑って包みこめる大人の自分がいる。

生傷がヒリヒリするよな物語でした。


改め、


生傷がヒリヒリしたのを思い出すよな物語でした。


森絵都から引き続き、ちょっと


「ガラスの10代」独特の


「ギザギザハート」を思い出し


「センチメンタルジャーニー」になっちまったゼ。


2012-04-永遠の出口

永遠の出口 (集英社文庫(日本))/森 絵都
¥580
Amazon.co.jp


森絵都、おかわり。



同世代!!



主人公紀子が小学生からさかのぼっていく物語。


私も同じ道を追いかける。



たのきんトリオやお誕生日会。



マッチからシブガキ隊へ、それから光GENJI。


学校で禁止されていたバイトをこっそりしていた子の


武勇伝を興味津津聞いた高校時代。


同じく禁止されていたバイクにも乗ってはったな、彼女。


マクドに「スター」なる憧れのステイタスがあるのも


その時知った。



忘れていたなんでもないことが思い出される。




懐かしくてくすぐったい物語。



オススメでやんす!