東大の大気海洋研の塚本教授の元、天然ウナギの卵31個を西マリアナ海嶺南端部で採取することに成功したそうです
人類が初めて目にした天然のニホンウナギの卵です。
塚本先生がテレビでこの発見は天文学的確率の発見だそうで、運だとおっしゃってました。
新月の夜に2000メートルから3000メートルの深い海で産卵すると考えられていたようですが、
今回は深い海の僅か200~300メートルの所から採取できたんだそうです。
新月の2日前ぐらいからスタンばって・・・・・
詳しくは東大大気海洋研のプレスリリースを御覧ください。
http://release.nikkei.co.jp/detail.cfm?relID=272577&lindID=4
といっても、世紀の大発見ですから、今夜はこのニュースが飛び回ることだとおもいますが・・・・・。
この発見で完全養殖への道が拓けるかも・・・・・ということです。
さて、私がこのニュースに飛び上がって喜んだのは、
海洋研の青山潤さんの書かれた「アフリカにょろり旅」を読んで、とても面白い研究だということを知っていたからです。
青山さんには一度お話をうかがいました。
実に面白い本でした。
講談社ノンフィクション大賞に輝いた作品です。
このブログでもご紹介しましたよね。
で、「アフリカにょろり旅」でも塚本先生が登場しまして、実に素敵な教授なので、大ファンになってしまったのです。
塚本先生の研究並びにその活動を取上げられることがしばしばありましたので。その都度楽しみにしていたわけです。
塚本先生の元、青山潤さんの名前もプレスリリースの中にありましたので、すご~くうれしいです。
「アフリカにょろり旅」は塚本先生に言われて、
ウナギ全18種類中、唯一まだ採集されてない種「ラビアータ」を捕獲すること為にマラウィ、モザンビーク、ジンバブエへの爆笑の旅がかかれています。
本当に面白い本でしたし、青山さんの筆の力は相当なものでした。
今日の発表で青山さんの名前を見つけた時は本当に感動してしまいました。
いろいろ嫌なニュースが多い毎日ですが、本当にホッとする、暖かい気持ちになるニュースでした。
実は私、一度塚本先生にインタビューしたいなあ~と、心から思ってるのですよ!!
多恵子