「ふと見れば大文字の火は儚げに映りてありき君が瞳に」
吉井勇
毎年、8月16日、私のブログはこれですね
今年も我が家の屋上から遠くに見える大文字の送り火を見ながら、ご先祖様の霊をお見送りさせていただきました。
今日からお仕事が始まった方もたくさんいらっしゃるでしょうが、京都は今日までがお盆休みというところが多いですね。
町も、まだ静か。
近所の魚屋、八百屋などはまだお休みで、車の行き来も心なしか少なかったように思います。
夕飯は仏さんのお下がりの野菜をそれぞれに調理していただきました。
母はテレビを見ながら、お下がりのお干菓子をつまんでいます。
大文字は、ちょうど午後8時に点火されます。
夜空にその火が赤々と「大」の字を作っていきます。
燃え盛ってる時間は15分程度、その後はゆっくり消えていきます。
消えかかっていく火を眺めながら、子供の頃から、往く夏を惜しんできました。
何がどうという訳ではないのですが、子供の頃から、物悲しさや寂しさという感情が私の中に必ずあったように思えます。
「楽しかった夏休みももうすぐ終るなあ~!」とか、子供の頃は他愛もないことでそう感じたのでしょうが、
大人になってからは、もう少しいろいろな感慨を覚えます。
連日熱戦を繰り広げている高校野球も、そろそろベスト8、ベスト4と佳境に入っていきますよね。
「ドキハキ」は順調にいけば、今週の水曜日から再開です。
私は金曜日です!!
お楽しみに!!
多恵子