清水由貴子さんの訃報にふれて、
テレビではキャスターや評論家、そしてゆかりの人たちがいろいろコメントしていました。
どのコメントを聞いても、私は白々しく思えてなりません。
「一人で抱え込まないで、なぜSOSを出さなかったのか!人の助けをもっと求めたらよかったのに・・・・」的なニュアンスをみんな言ってますが、私にはそれが何か違うように思えるのです。
人にはそれぞれの人生観や価値観がありますので、介護も人それぞれです。
何でもかんでも、介護保険で解決する話でもないでしょう。
彼女が仕事をやめると言った時、突っ込んで話を聞いた人はいるのでしょうか・・・・・・?
そして、引退を引き止める人はいなかったのでしょうか・・・・・・?
ゆかりのあった人たちの中に、家を訪ねた人はいたのでしょうか・・・・?
仕事を離れて介護生活を始めた彼女に、たまには気分転換をさせてあげようとした人はいたのでしょうか・・・・・?
とても気にはしながらも、「あまり個人的なことに立ち入らない方がいい、その方が彼女のためだ」と思った人がいたはずです。
個人情報に気を使うばかりに、必要以上に自分にも、回りにも、バリアーを張り巡らせているというのが現状ではないでしょうか。
出来ることなら、個人的なことには関らないでおこうと。
決して、みんな悪意をもって、そうしているのではないのですが・・・・・。
どちらかと言うと、「イッチョカミ」のわが身を鑑みても、そのような傾向になりつつあります。
今の日本には「お節介な人」が居なくなりました。
彼女の側に、一人でも「お節介な人」がいてくれていたらなあ~と思えてなりません。
本当に悲しいニュースでした。
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そして、草薙君の事件も、「お節介なおまわりさん」だったらなあ~~!!と・・・・
まあ、有名人で社会的責任を考えないといけない立場の草薙君の倫理観の欠如が一番問題なのですが、家宅捜索なんて聞くとちょっとやり過ぎではなかな?と思わずにはいられません。
こんな酔っ払いって結構いますものね。
遠山の金さんの時代から、微罪には「お目こぼし」して、後々面倒をみたりする、岡っ引きがいたものです。
今回の対応には血も涙もね~なあ~~!!と・・・・・・
といっても、一番悪いのは酔っ払いの草薙君ですがね。
多恵子